MicrosoftがIFTTTのようなサービスMicrosoft Flowとコードを書く必要がなく、GUIだけアプリを公開できるPowerAppsのPreview版を公開しました。
条件分岐が出来るMicrosoft Flow
Flowのほうは基本的にIFTTTと同様のサービスで、例えば「Twitterに投稿したら」「Dropboxにファイルを追加したら」などのアクションをトリガにして「Facebookに投稿する」「OneDriveにも追加する」などのアクションを行えるというものです。IFTTTの違いとして、単純なアクションだけでなく、条件分岐が出来るようになっています。
例えば「Dropboxにファイルをアップロードして、そのファイルがある条件に一致したらOneDriveへコピー、一致しなかったら何もしない」というようなことが出来そうです。
ただ、条件の書き方が良くわからないのですけどね。
コードを書かずにアプリが作れるPowerApps
もう一つのPowerAppsはMicrosoft Flowの発展形というか、Flowを含んだ形なのですがGUIでパーツを並べればアプリが作れるといったもの。
昨年12月に招待製のベータプログラムとして公開されていたもので、今回パブリックベータに昇格した形です。
Microsoft、オンプレミスサービスのモバイルアプリ開発ツール「PowerApps」発表
実際にアプリを作るにはPowerApp Studioというアプリが必要で、これはWindows版しかない様子。作ったアプリはiOSやAndroidでも動くようですが、制作環境としてはWindowsのみということになりそうです。
どちらも企業や学校など組織での利用を想定
パブリックベータなのでだれでもサインアップして利用可能ではあるのですが、gmailで登録しようとしたらはじかれてしまいました。企業や学校などで利用することを想定しており、フリーアドレスではダメなようです。
自分のドメインのアドレスでサインアップして少し弄ってみたのですが、全く持って使い方がわかりませんでした……。本腰を入れてじっくり弄ってみる必要がありそうです。
(via Windows Central)
(source Microsoft)