5月に入ったのでIIJmioのファミリープランでSIMを3枚使っていたのをメインの音声回線だけミニマムスタートに変更し、新たにFREETELのSIMを契約してみました。
生活の変化に合わせて回線の整理
これまでIIJmioのファミリープランを契約していた主な理由は通勤や出張の移動中に動画などを視聴するのが目的だったのですが、退職に伴いその理由がなくなってしまいました。通勤時間の動画視聴がなくなれば、データ容量はIIJmioのミニマムスタート(3GB)で十分。しかし他に持ち歩いている端末にもSIMは欲しいので、評判がよくキャンペーンで半年間1GBが無料なFREETELにしてみました。
月額は少し減る、はず
いままではIIJmioのファミリープランではデータ容量10GBを3枚のSIM(音声1枚とデータ専用2枚)で共有して使っており、費用は毎月3,260円でした。これを音声契約の1枚だけ残しミニマムスタートに変更したことでデータ容量は3GBになりますが費用は月額1,600円です。ここにFREETELのデータ通信が加わって、月額は1,899円(~3.1GB)~4,070円(~13GB)。
今後はデータ専用端末(Huawei P8Max、iPhone 6s)で5GBも使わないだろうから、実際はもっと安くなると考えています。予想では3GB/月以下で費用トータルは2,500円/月あたりになると思っていますが、これは生活リズムが落ち着かないとわからないですね。
- 従来:IIJmio ファミリーシェア(10GB) 音声SIM x 1、データSIM x 2 月額3,260円
- 今後:IIJmio ミニマムスタート(3GB) 音声 SIM x 1 + Freetel データSIM x 1 月額1,899円~4,070円
使った分だけ支払うフレキシブルな料金プランが魅力
実際のところ、FREETELの各データ容量あたりの費用はIIJmioと差はありません。
IIJmioは各データ容量に達した場合、100MBあたり200円のクーポンを追加するか、上限200kbpsに制限された通信を行うことになります。対してFREETELのほうは10GBまで使った分だけ支払う段階方式の料金プランです。
「今月は金欠なので3GBまでに抑えたい……」というような場合には、200kbpsの節約モードに変更することでデータ容量を節約することができます(200kbpsの通信はデータ容量としてカウントされない)。
使用する容量がほぼ決まっているならIIJmioのほうがお得になることも
FREETELの方が使った分だけの支払いでお得な印象がありますが、実際にはIIJmioの方がお得かもしれないという場合があります。それは、2GBや4GBなど、各プランの上限いっぱいまで利用しない場合です。
IIJmioは3GB、5GB、10GBと上限が決まっており、先に書いた通りそれを超える場合は別途クーポンを購入するか200kbpsの通信になります。しかし、上限に届かなかった場合には、残りの部分が翌月に繰り越されます。
例えば、IIJmioで3GBのミニマムスタートを契約していて今月は2GBしか使わず1GB分を余らせたという場合、来月は同じ金額で3GB + 1GBの4GBのデータ通信が可能です。繰り越したパケットから消費されるので来月も3GBしか通信しなければその翌月も1GB増えて4GBとなります。
一方でFREETELは段階的な料金になっており、データ容量の繰り越しはありません。このため、2GBしか使わない場合でも3GBと同じ料金となります。見方によっては1GB分のデータ容量が消滅したとも言えます。
なので、普段の使用量が3GBあるいは5GBに届かないけど1GBや3GBには収まらないという人にとっては、気持ち的にはIIJmioのほうが安く感じるかもしれません。
最適解は人によって違うので、実際に試してみるのがお勧め
そこまでストイックに費用を切り詰める人は少ないでしょうから、実際には自分がどれだけデータ通信を行うか、また生活圏での繋がりやすさや速度などを確かめてみるのがベストだと思います。
幸い、データ通信だけなら契約解除金が発生しないことがほとんどなので、無料期間のキャンペーンなどがある時に契約してしばらく使ってみて、不要なら解約する、良さそうであれば音声回線もMNPするなどの対応がいいと思います。
そんなわけでFREETELの1GBが半年無料のキャンペーン申し込みはは5月16日までとなっています。初期費用の3,000円はかかりますが、その後は半年間1GBまでの通信が無料となります(通常499円)。
(link FREETEL)