au、docomoからそれぞれ夏モデルとしてSamsung Galaxy S7 edgeが発表されました。以前、Samsungの公式サイトでは一回り小さいGalaxy S7の記載もあったので期待していたのですが、こちらはリリースされないようです。
5.5インチだけど横幅は5インチ並みのGalaxy S7 edge
Galaxy S7 edgeはその名前の通りディスプレイの左右が湾曲したデザインが特徴ですが、このデザインのため5.5インチという大画面であっても横幅は5インチスマートフォンと変わらないサイズになっています。
例えば同じ5.5インチのiPhone 6s Plusの横幅は77.9mm。対してGalaxy S7 edgeは72.6mm、同時に発表された5インチのXperia X Performanceは71mmとなっています。
Galaxy S7 edgeとXPeria X Performanceのスペック比較
夏モデルで直接のライバルとなりそうなXperia X Performanceとスペックを比較してみると下記のようになります。
Galaxy S7 edge | Xperia X Performance | |
---|---|---|
ディスプレイ | 5.5インチ | 5インチ |
解像度 | 2560 x 1440 | 1920 x 1080 |
CPU | Snapdragon 820 2.2GHz + 1.6GHz クアッドコア |
Snapdragon 820 2.2GHz + 1.6GHz クアッドコア |
RAM | 4GB | 3GB |
ストレージ | 32GB | 32GB |
バッテリ | 3600mAh | 2570mAh |
防水防塵 | IPX5,8/IP6X | IPX5,8/IP6X |
背面カメラ | デュアルピクセル 12MP |
23MP |
フロントカメラ | 5MP | 13.2MP |
ワンセグ/フルセグ | ○/○ | ○/○ |
指紋認証 | ○ | ○ |
サイズ | 150.9 x 72.6 x 7.7mm | 143.7 x 70.5 x 8.6mm |
重さ | 約158g | 約165g |
Galaxy S7 edgeはバッテリサイズが大きいにも関わらずXperia X Performanceよりも軽くなっていますね。これはXperia X Performanceが金属筐体ということも関係していそうですけど。
カメラ性能が向上
Galaxyシリーズのカメラはもともと性能がよく、フォーカスも早かったのですが、Galaxy S7 edgeではさらなる性能向上を図るため、一眼レフカメラに使われているデュアルピクセルセンサーを採用しています。また、やはりデジタル一眼レフで使われている位相差オートフォーカスを利用することでオートフォーカス速度もかなり速くなっています。
下記はグローバル版発表時に公開されたGalaxy S6とのフォーカス性能の比較動画ですが、Galaxy S6と比べてもフォーカスが速くなっているのがわかります。
また、イメージセンサの画素サイズはS6と比べて56%大きい1.4μm、F値も25%明るいF1.7になっており、この2つの組み合わせでS6よりも95%明るく写るということです。
気になる背面デザイン
グローバル販売されているスマートフォンが国内でリリースされる際に必ず話題になるキャリアロゴですが、今回、au、docomoともに正面にはSAMSUNGのロゴもキャリアロゴも入っていません。代わりに背面デザインはそれぞれオリジナルなものになっています。
相変わらずdocomoは自己主張が強いですね。
購入するなら事前予約が絶対おすすめ
今回、au、docomoともにGalaxy S7 edgeを事前予約するとVRゴーグル Gear VRがもれなくもらえるというキャンペーンを実施しています。
どちらも5月19日(木)発売で18日(水)までの予約が対象ですが、ドコモのオンラインショップでの予約は5月16日(月)までが対象なので注意してください(ショップでの予約は18日まで)。
Gear VRはハイスペックなVRゴーグル Oculus RiftをリリースしているOculusが開発しており、ダンボール製のCardboardなどとは一味違ったVR体験が可能です。
単品で買うと1万円以上するものなので、Galaxy S7 edgeの購入を検討しているなら事前予約が絶対おすすめです。
link: ドコモオンラインショップ, au公式サイト