しばらく前から子供さんが太鼓の達人にハマってしまい、「マイバチ」を作れとうるさいので作ってみました。
奥が深い太鼓の世界
ゲームセンターにある太鼓の達人には当然ながら専用のバチがあるわけですが、自分用の「マイバチ」なるものが販売されています。
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どうも連打する際のロール(太鼓を叩いたときに反動で何度も叩く現象)の入り方が違うとか、手首に負担がかからないとかで「マイバチ」を用意する人が多いらしいです。ちなみに専用のキャリングケースも販売されています。なかなかにマニアな世界のようです。
そんなマイバチ、基本的にはただの棒なので自作する人も多いようです。ここはせっかくなので、私も自作してみました。
素材はメランティの丸棒
素材はホームセンターで購入したメランティの丸棒。少し軽すぎる気もしますが、子供が使うものなのでいいかな。気分的には黒檀で作りたかったのですが、ホームセンターには売っていませんでした。
サイズは直径15mm。20mmくらいでも良さそうですが、やはり子供が持つのと最後にグリップを巻くのを考えて細めにしておきました。長さは37mmでカットしています。
ディスクグラインダーで一気に加工
先端を細く削ります。カッターややすりで頑張る人が多いようですが、頑張りたくはなかったのでディスクグラインダーでざっくり削ります。
ざっくり削ったところ。この後、もう少し細い部分を延長してから紙やすりで仕上げました。
パラコードでグリップ作成
グリップを付けます。テニスラケットなどに巻くグリップテープを使う人が多いみたいですが、せっかくなのでパラコードを巻いてみます。仕上がりが少し太くなるので、このために少し細めの棒を使いました。
片方完成。Turk’s Head Knotという巻き方のようです。
もう片方も巻いて完成。適当に巻いたら左右の長さが違ってしまいました……。そのうち作り直そう。
実戦では未使用のため、実際の使い勝手はわかりませんが、握った感じはまずまずという感じです。クレームがついたらまた新しいのを作ります。