docomo版Galaxy S7 edge SC-02Hの実機レビューです。
下記の内容はすべてdocomo版のSC-02Hを基に記載していますが、au版のSCV33も基本スペックは同じです。
国内販売はGalaxy S7 edgeのみ
海外ではGalaxy S7 edgeと同時にエッジスクリーンのないGalaxy S7もリリースされていますが、今年は国内ではGalaxy S7 edgeのみの販売となっています。
はじめはGalaxy S7のほうがシンプルでいいと思っていたのですが、両方使ってみるとさほど大きな違いは感じず、いまではGalaxy S7 edgeだけでよかったかもと・・・と感じています。
基本スペックをXperia X performanceと比較
直接のライバルとなるXperia X Performanceとスペックを比較してみます。
Galaxy S7 edge | Xperia X Performance | |
---|---|---|
ディスプレイ | 5.5インチ | 5インチ |
解像度 | 2560 x 1440 | 1920 x 1080 |
CPU | Snapdragon 820 2.2GHz + 1.6GHz クアッドコア |
Snapdragon 820 2.2GHz + 1.6GHz クアッドコア |
RAM | 4GB | 3GB |
ストレージ | 32GB | 32GB |
バッテリ | 3600mAh | 2570mAh |
防水防塵 | IPX5,8/IP6X | IPX5,8/IP6X |
背面カメラ | デュアルピクセル 12MP |
23MP |
フロントカメラ | 5MP | 13.2MP |
ワンセグ/フルセグ | ○/○ | ○/○ |
指紋認証 | ○ | ○ |
高さ | 150.9mm | 143.7mm |
幅 | 72.6mm | 70.5mm |
厚さ | 7.7mm | 8.6mm |
重さ | 約158g | 約165g |
⇒ docomo Galaxy S7 edge SC-02H
⇒ docomo Xperia X Performance SO-04H
5.5インチ端末で3,600mAhと大容量のバッテリを搭載しながら、重さは158gと軽量です。
5インチのXperia X performanceが165g、おなじ5.5インチのiPhone 6s Plusが192gということを考えると、158gが相当に軽いというのが分かると思います。
ベンチマーク
各種ベンチマークの結果は下記。
せっかくなので、Galaxy S6(SC-05G)と比較してみました。
ベンチマークアプリ | Galaxy S7 edge | Galaxy S6 |
---|---|---|
Quadrant | 40511 | 27644 |
AnTuTu | 129037 | 80836 |
Geekbench 3 | シングル:2083 マルチ:4696 |
シングル:909 マルチ:3585 |
3DMark | 2368 | 1325 |
たった1年しか違わないのですが、ずいぶんと違うものですね。
Galaxy S6/S6 edgeがExynosだったのに対して、今回国内発売されたGalaxy S7 edgeはSnapdragon 820だというのも大きいかもしれません。
Galaxy S7 edgeの外観レビュー
正面からみると左右が湾曲しているエッジスクリーンのおかげでほぼベゼルレスな印象です。
その分、保護シートの類は対応が難しくなっています。
背面はシンプルです。
Galaxy S6 / S6 edgeで気になったレンズの出っ張りも小さくなりました。
SIMスロットは上面にあります。
先代のGalaxy S6では対応していた赤外線ポートは非搭載となっています。
SIMトレイはmicroSDも兼用しています。
海外のDualSIM機だとmicroSDの代わりにSIMが置けたりもするのですが、SC-02HではmicroSDのみの対応です。
底面にはスピーカと3.5mmジャック、microUSBポート。
最近流行りのUSB Type-Cではありませんが、これは「Gear VR」対応のためでしょう(Gear VRの接続がmicroUSB)。
手に持った感じは5インチ端末と大差ありませんが、さすがに親指での片手操作は無理があります。
この辺はしょうがないですね。
他機種の比較
Xperia X PerformanceとGalaxy S7 edgeを比較
Xperiaアンバサダーでお借りしているXperia X Performanceと並べてみました。
5.5インチと5.0インチということで、やはり全体にgalaxy S7 edgeのほうが大きくなっています。
ただし厚みはGalaxy S7 edgeのほうが薄いです。
Galaxy S7 edgeとiPhone 6 Plusを比較
同じ5.5インチ端末のiPhone 6 Plusと比べると一回り小さいのがわかります。
横幅の狭さはエッジスクリーンのおかげですね。
Galaxy S7とS7 edgeを比較
せっかくなので、海外版のGalaxy S7とGalaxy S7 edgeを比較。
サイズはやっぱりGalaxy S7 edgeのほうが大きいですね。
ただ横幅はあまり変わりません。
カメラ性能はトップクラス
Galaxy S7 edgeのカメラは画素数が12MPとなり、Galaxy S6よりもスペックダウンしているのですが、代わりにデュアルピクセルなどデジタル一眼レフカメラで採用される技術を取り入れ、これまで以上に写りがよくなっていると感じます。
追記 2016/07/07: MMD研究所の調査で、「もっともキレイに撮影できるスマートフォン」としてGalaxy S7 edgeが1位になっています。
ちなみに、4月以降にこのサイトで掲載している写真は、ほぼGalaxy S7 / S7 edgeで撮影したものです。
一部の店舗でモバイルSUICAが利用できない不具合が発生
JR東日本メカトロニクスの決済用リーダーライター「NJJ-169-J」でGalaxy S7 edgeのモバイルSUICAなどおサイフ機能が利用できないという不具合が発生しています。
判明している利用できない店舗は
- 無印良品
- 大戸屋
- ターリーズ
- ビックカメラ
など。
同じチェーン店でもすべての店舗で利用できないのかは未確認です。
駅の改札などは問題なく利用できますが、電子マネーをあてにして財布を持たずにターリーズへ・・・なんてときは注意が必要です。
Galaxy S7 edgeは買いか?
価格的な問題は無きにしも非ずですが、個人的には「買い」だと思います。
同じく夏モデルのXperia XPerformanceとどちらを選ぶか若干悩ましい部分もあるのですが、少しでも小さい端末がよければXperia X perfoemance、多少大きくても大画面がよければGalaxy S7 edgeという感じでしょうか。
正直どちらを購入しても後悔はしないと思います。
実際に使用してからの感想、便利な機能や使う上でのTipsなどをまとめたので参考にしてください。
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