GoogleがAndroidとつなげることで「世界がもっと便利で楽しくなるデバイス」のアイデアを募集する「Android Experiments OBJECT」を開始しました。
7月5日まで募集を行い、その後一次選考、最終選考を行い、最大4チームを選出。実際にプロトタイプを製作するための費用500万円が与えられ、デバイスの製作を行います。
プロトタイプの作成にあたっては、ソフトウェア開発、ハードウェア開発の専門家がアドバイスを行うということです。
このAndroid Experiments自体は海外でも行われており、今年の受賞作は公式サイトで見ることができます。
海外ではプロトタイプの作成まで応募者がすべて行いますが、日本版の「Android Experiments OBJECT」では専門家の支援を受けられるというのが大きな違いです。
募集のテーマは大きく下記の5つで募集でされていますが、最後に「Other」とあるように、このテーマにとらわれる必要はないみたいですね。
なお、選考にあたってはアイデアそのものだけでなく、応募者(チーム)のケイパビリティ、ようするに実際にそのアイデアを実現できるだけの能力があるかなども審査対象となっています。
プロトタイプの製作に専門家の手助けを得られるとはいえ、単にアイデア勝負での応募では厳しそうです。
アイデアだけの部門があっても良さそうな気がしますが、アイデアだけで勝負できるほど世の中は甘くないということでしょうかね。
(source Google)