HuaweiがHuawei P9、P9 liteを6月17日に日本で発売すると発表しました。
Huawei P9は4月にグローバル向けに発表が行われており、日本市場向けにはRAM3GB、ストレージ32GBのモデルが投入されます。
P9のライカ製デュアルレンズを搭載したカメラがどんな感じなのか興味がありますが、気になるのはミドルクラスとなるP9 liteです。
FREETE REI(麗)のライバルとなHUAWEI P9 lite
今回のHUAWEI P9 lite、価格が29,980円(税抜)、ディスプレイサイズも5.2インチということで、一足早く発売されているFREETELのSAMURAI REI(麗)と非常に近いものがあります。
発表時のスライドでもいちいちREIを比較対象に出してきており、かなり意識していることがうかがえます。
HUAWEI P9 liteとFREETEL SAMURAI REIのスペックを比較
まずはP9 liteのスペックです。FREETEL REIと比較してみます。
HUAWEI P9 lite | FREETEL SAMURAI REI | |
---|---|---|
ディスプレイ | 5.2インチ | 5.2インチ |
解像度 | 1920 x 1080 | 1920 x 1080 |
チップセット | Kirin650 2.0GHz x4 1.7GHz x 4 |
MT6753 1.3GHz x 8 |
RAM | 2GB | 2GB |
ストレージ | 16GB + microSD | 32GB + microSD |
カメラ | 13MP/8MP | 13MP/8MP |
バッテリ | 3,000mAh | 2,800mAh |
高さ | 約146.8mm | 145.8mm |
幅 | 72.6mm | 71.5mm |
厚さ | 7.5mm | 7.2mm |
重さ | 147g | 136g |
WiFi | 802.11b/g/n (2.4GHz ) | 802.11 a/b/g/n (2.4/5GHz) |
Bluetooth | 4.1 | 4.0LE |
NFC | 非対応 | 非対応 |
LTE | B1/3/5/7/8/19/28 | B1/3/7/8/19/20 |
WCDMA | B1/5/6/8/19 | B1/6/8/19 |
価格 | 29,980円 | 29,900円 |
プロセッサが強力なため、性能そのものはHUAWEI P9 liteのほうが勝っていますが、WiFiが2.4GHz帯にしか対応していない点に不満が残ります。
また、サイズ面でもREIのほうがコンパクトかつ軽量になっており、トータルではいい勝負をしているかなという印象です。
発表時にはサイズのことには触れずに比較していましたけどね。
同価格帯のFREETEL REIとのパフォーマンスの比較です。圧倒的にP9 liteのベンチマークスコアが上回っていることが確認できます。 #HUAWEI新製品発表会2016夏 pic.twitter.com/Yh6icWZms0
— HUAWEI JAPAN (@HUAWEI_Japan_PR) 2016年6月9日
HUAWEI P9 liteのベンチマークスコアはSnapdragon 810並み
上記のツイートにも含まれていますが、HUAWEI P9 liteはベンチマークアプリのAnTuTu、3DMarkのスコアが公開されています。
HUAWEI P9 lite | FREETEL REI | |
---|---|---|
AnTuTu | 約52000 | 約37000 |
3DMark | 約376 | 約197 |
AnTuTuのスコアが約52000というのは、おおむねSnapdragon 810搭載機と同等のスコアという感じです。
ただしグラフィック性能は若干低く、Snapdragon 615を搭載したMoto X Play並みといったところ。
逆に言うと、グラフィック性能が低くてもAnTuTuで高スコアを出しているので、演算能力はもっと高いと予想できます。
カメラ性能はP9 lite優位
気になったのがカメラ性能の比較です。
P9 liteではイメージセンサにSONYのIMX214を使用しており、これはNexus 6が採用しているのと同じものです。
P9 liteのF値はF2.0となりますが、REIのほうは公式に発表されておらず、撮影した写真から判断するとF2.2のようです。
REIのカメラはお世辞にも「クラス最高」とは言えないものでしたが、P9 liteは少なくとも2年前のフラッグシップ同等のセンサーを搭載しており、期待が持てそうです。
実際に同価格帯の他社製品と比較した撮影画像をご覧ください。 #HUAWEI新製品発表会2016夏 pic.twitter.com/ws6cnY1lAA
— HUAWEI JAPAN (@HUAWEI_Japan_PR) 2016年6月9日
コスパはP9 liteのほうが高そう
単純にコストパフォーマンスとなると、HUAWEI P9 liteのほうが高そうです。
あとはサイズをとるか性能をとるかでしょうか。
また、REIは当然ながらFREETELのみの扱いですが、P9 liteは多くのMVNO業者が扱うので、セット購入で多くなキャンペーンをやっていたり、好きなMVNO業者で購入できたりといったメリットもあります。
各MVNO様、量販店様、ECサイト様にて本日より予約開始、6月17日発売。#HUAWEI新製品発表会2016夏 pic.twitter.com/L4XvgbvFmI
— HUAWEI JAPAN (@HUAWEI_Japan_PR) 2016年6月9日
HUAWEI P9 liteを扱うMVNO
DMM Mobile
6月16日(木)から受け付け開始。
価格は29,980円(税抜)。
NifMo
先行予約受付中、発送は6月17日(金)から。
価格は28,889円(税抜)
⇒ NifMo
NifMoでは、TwitterのリツイートでHUAWEI P9 liteが当たるというキャンペーンを実施しています。
抽選で3名様に、最新スマホとNifMoのSIMパッケージをプレゼント!本アカウントをフォロー+ このツイートをRTするだけで応募完了!
#NifMo_P9プレゼント https://t.co/AvVz97qiV7 pic.twitter.com/s1T5m7l9IF— NifMo @ニフティ公式アカウント (@NifMo_Official) 2016年6月9日
BIGLOBE
受付開始は6月17日から。
価格は1,240円 x 24(29,760円)(税抜)
⇒ BIGLOBE
楽天モバイル
現在予約受付中、発送は6月中旬から。
価格は期間限定で26,980円(税抜)
⇒ 楽天モバイル
このほか、AEON MobileとIIJmioも扱う予定ですが、まだサイト上では表示されていません。
Huawei P9 liteの単体購入ならAmazonが安い
上記のMVNO各社でキャンペーンも行われており、SIMと同時購入するならMVNOで購入するメリットがあるのですが、HUAWEI P9 lite単体で購入するなら、Amazonが10%オフになっており、安く購入することができます。
売り上げランキング: 2,203
「SIMはもういい!」という場合にはAmazonや量販店などのポイントが付く場所でかうと良さそうですね。
FREETEL REIを買うかHUAWEI P9 liteを買うか
REIのBlackを買う気まんまんだったのですが、正直心が揺れています。
先にも書きましたが、スペックをとるかサイズをとるかという感じですね。
本当はHUAWEI P9が欲しいのですけどね。
(source HUAWEI)