LGとJ:comは1.76インチのセカンドスクリーンを持つミドルクラス端末、LG X Screenを8月18日からJ:com mobileで探梅すると発表しました。
同端末の国内販売はこれが初となります。
セカンドスクリーンを備えた「LG X Screen」
LG X Screenは2月のMWCで発表された端末で、海外ではすでに発売済みです。
Snapdragon 410を搭載したミドルクラス端末でサイズ的にもスペック的にも富士通のArrows M03と競合しそうな端末です。
仕様 | arrows M03 | LG X Screen | Moto G4 Plus |
---|---|---|---|
ディスプレイ | 5.0インチ 1280×720 |
4.93インチ 1280×720 サブ:1.76インチ 520×80 |
5.5インチ 1920×1080 |
プロセッサ | Snapdragon 410 1.2GHzx4 クアッドコア |
Snapdragon 410 1.2GHzx4 クアッドコア |
Snapdragon 617 1.5GHz クアッドコア |
メモリ | 2GB | 2GB | 3GB |
ストレージ | 16GB | 16GB | 32/16GB |
外部ストレージ | microSDXC 最大200GB | microSDXC 最大200GB | microSDXC 最大128GB |
バッテリ | 2,580mAh | 2,300mAh | 3,000mAh |
カメラ | 13MP/5MP | 13MP/8MP | 16MP/5MP |
高さ | 144mm | 142.6mm | 152.9mm |
幅 | 72mm | 71.8mm | 76.5mm |
厚さ | 7.8mm | 7.1mm | 7.87mm |
重さ | 約141g | 120g | 約157g |
SIM | nanoSIM | nanoSIM x 2 | nanoSIM, microSIM |
防水防塵 | IP65/68 | 非対応 | ○ |
おサイフ | ○ | 非対応 | 非対応 |
ワンセグ | ○ | 非対応 | 非対応 |
国内モデル(LGS02)では特に言及がありませんが、海外モデルではDual SIM仕様となっています。
スリープ中も表示できるセカンドディスプレイ
本機の一番の特徴は本体上部にあるセカンドディスプレイの存在です。
このセカンドディスプレイ、通知エリアとして使えたり、好きなショーカットを配置しておくことが可能です。
また、メインのディスプレイがスリープ中でも独立して表示させておくこともできます。
ただ、ディスプレイ自体は通常のLCDのため、バッテリの消費はそれなりにあります。
サブディスプレイがOFFの場合の待ち受け時間は320時間ですが、サブディスプレイがONの状態だと140時間と半分以下になってしまいます。
この辺、有機ELを使い、消費電力を抑えているGalaxy S7 edgeなどのAlways on Displayとはかなり違います。
J:comはデータ通信でも12か月縛りがあります
端末の価格は税抜33,000円。
24回払いだと1,375円/月とのこと。
端末は単体での購入はできず、J:COM mobileの回線とのセット販売となりますが、J:COM Mobileは月額900円のデータ通信にも12か月の最低利用期間が定められています。
違約金は12か月までの残月数x基本料金(データ通信900円、音声1600円)です。
LG X Screenは香港でも発売されているはずですが、Expansysをはじめ、海外モデルを取り扱っているところが見つかりませんでした。
米Amazonでは販売していましたが、$359.99とちょっと高めです。
ただJ:COMで購入して違約金を払うなら、同じくらいになるかな?