Xiaomiが約12,000円の低価格スマートウォッチ風フィットネストラッカ Amazfitを発表しました。
実際にリリースしたのはHuamiというブランドですが、これはXiaomiが出資しているライフスタイル製品のブランドのようです。
GPSを搭載した時計型のフィットネストラッカ
XiaomiはこれまでにフィットネストラッカとしてMi Band、Mi Band 2をリリースしていますが、今回のAmazfitもスマートウォッチではなくフィットネストラッカです。
アプリを自由に追加したりはできませんが、GPSを搭載しており、立ち位置的にはSamsungのGear Fit 2に近いかもしれません。
Amazfitは1.34インチ 300×300の円形ディスプレイですが、ディスプレイ下部が少し切れており、Moto 360に似ています。
この部分は環境光センサを内蔵しているのでしょう。
そのほか、主なスペックは下記のような感じです。
- ディスプレイ:1.34インチ 300×300
- プロセッサ:1.2GHzデュアルコア
- RAM:512MB
- ストレージ:4GB
- バッテリ:280mAh
- 防水防塵:IP67
- Bluetooth 4.0BLE
- WiFi対応
- GPS搭載
- 心拍センサ搭載
- ベルト幅22mm(交換可能)
バッテリは通常使用で約5日
バッテリはGPSトラッキングを有効にしている場合には約35時間、30分に一回通知を受け取り、フィットネストラッカとしての利用分には訳5日間、純粋に時計モードとしての利用では11日持つとのこと。
Bluetoothイヤホンと接続して音楽プレーヤとしても利用可能
4GBのストレージを内蔵しており、Bluetoothイヤホンと接続することで音楽プレーヤとしても利用可能です。
コンパニオンアプリはMiFit
アプリとしては、Mi Bandと同様に専用アプリMiFitとなるようです。
ただ、iOSではまだ非対応ということなので、別のアプリがあるか、MiFit自体のアップデートが必要なのかも。
中国では8月31日発売
Amazfitは中国では8月31日から販売開始とのことですが、中国国外での展開は不明です。
Xiaomiの製品ということで、中国のECサイト GearBestでも取り扱うようで、メールを登録しておくと入荷したら連絡がくるようです。
価格は他のページでは$166.80となっていますね、在庫なしですが。
以前にも書きましたが、あれもこれも出来るというスマートウォッチには将来性を感じないので、生き残るのはこういう通知を受け取れるフィットネストラッカではないかと思っています。
デザインも悪くないので、グローバルでも販売してほしいですね。
(source MyDrivers, mp.weixin.qq.com)