AppleがiPhone 7のアクセサリとして、左右もワイヤレスになった完全ワイヤレス(Truely Wireless)ヘッドフォン AirPodsを発表しました。
完全ワイヤレスなヘッドフォン AirPods
左右もワイヤレスな完全ワイヤレスイヤホン、ヘッドフォンはすでに珍しくもなくなってきていますが、とうとうAppleも参戦です。
独特なデザインのAirPods
これまでに世に出ている完全ワイヤレスイヤホンは耳栓的な形状というか、耳の穴にフィットするような形状のものがほとんどですが、AirPodsのデザインはちょっと違います。
従来の有線イヤホンを切り取ったようなデザインですが、その分耳に入るところが小さくなっています。
他のものと違い、交換できるイヤーピースがなく汎用性を持たせるためだ(そして有線イヤホンと統一性を持たせるため)だと思いますが、これは意外といいかも。
ちなみに長く伸びた部分にはバッテリとアンテナが入っています。
充電ケースで4回フル充電可能
左右ワイヤレスなイヤホンの標準装備である充電ケースにも対応します。
本体のバッテリで連続5時間の使用が可能、充電ケースを使うと24時間以上使用することができるそうです。
また、15分の充電で3時間利用できるとのことでかなり使い勝手は良さそうです。
操作はSiri経由
音楽やボリューム操作で表面にタッチセンサや物理ボタンを搭載しているものが多いのですが、AirPodsは非搭載。
代わりに2回タップするとSiriが起動し、Siri経由でボリューム調整や音楽の操作を行うことになります。
便利ではあるのですが、電車の中とかだと困りますね。
マルチペアリングに対応
同じApple IDを使用しているすべてのApple製品と自動で接続できる、ということでマルチペアリングに対応しているようです。
iPhoneとApple Watchは同時使用が可能で、MacやiPadで利用する場合にはオーディオデバイスとしてAirPadを選べば切り替わるとのこと。
複数のiPhoneを利用している場合にどうなるのか気になりますが、これは便利そうですね。
価格は16,800円
AirPodsは税別16,800円で10月下旬発売予定。
左右ワイヤレスなヘッドフォンとしては標準的な価格でしょうか?
詳細なスペックは不明ですが、操作がSiri頼みだったりApple製品とのマルチペアリングを謳っているのを見ると、Androidで使うのは難しそうですね。
単純なBluetoothヘッドフォンとしては使えるかもしれませんが。