HUAWEIが中国で7月に発売されたhonor 8を9月28日(水)から国内で発売すると発表しました。
MVNOとしては楽天モバイルの専売となります。
HUAWEI P9と同等スペックのフラッグシップキラー
honorシリーズはHUAWEIがグローバル展開している普及モデルで、国内ではhonor 6 Plusが販売されています。
普及帯といってもスペック的にはハイエンドに近く、honor 8に至ってはハイエンドモデルのHUAWEI P9とそん色ないものになっています。
スペックをP9と比較
honor 8とP9のスペックを比較すると下記のようになります。
仕様 | honor 8 | P9 |
---|---|---|
ディスプレイ | 5.2インチ | 5.2インチ |
解像度 | 1920×1080 | 1920×1080 |
プロセッサ | HUAWEI Kirin 950 2.3GHzx4 + 1.8GHzx4 |
HUAWEI Kirin 955 2.5GHzx4 + 1.8GHzx4 |
RAM | 4GB | 3GB |
ストレージ | 32GB+microSD(最大128GB) | 32GB+microSD(最大128GB) |
バッテリ | 3,000mAh | 3,000mAh |
高さ | 145.5mm | 145mm |
幅 | 71mm | 70.9mm |
厚さ | 7.45mm | 6.95mm |
重さ | 153g | 144g |
メインカメラ | 12MP x 2 デュアルカメラ | 12MP x 2 デュアルカメラ |
フロントカメラ | 8MP | 8MP |
指紋センサ | ○ | ○ |
NFC | ○ | ○ |
USB | Type-C | Type-C |
価格 | 42,800円 | 59,800円 |
プロセッサこそhonor 8のほうが1ランク下のようですが、RAMは4GBとP9を上回っています。
P9同等のワイドアパチャー機能を備えたデュアルカメラ
honor 8はP9と同様に12MPのデュアルカメラを搭載しています。
P9と違いライカの名前はどこにも登場しませんが、技術的にはP9と同等のものなのでしょう。
2つのカメラのうち1つがRGB用、もう一つがモノクロというのも同じです。
また、P9のウリの一つであったF0.95か~F16の背景ぼかし機能(ワイドアパチャー効果)も利用可能です。
楽天モバイルではSIMとセットで35,800円(税別)
定価は42,800円(税別)ですが、楽天モバイルでは12月1日までの期間限定で35,800円(税別)で販売するということです。
SIM(楽天モバイルとの契約)とのセットが条件ですが、データSIMでもOKなのかは不明です。
また購入者には先着で自撮り棒や変換アダプタがセットになったHONOR GIFT BOXがプレゼントされます。
楽天モバイル、HUAWEIオンラインストアともに9月21日から予約開始、9月28日発売です。
P9よりもhonor 8のほうが良さそう
これまで、P9にするかP9 liteにするかという選択があったのですが、その間にhonor 8が割り込む形ですね。
それぞれに約1万円の価格差(P9:59,800円、honor 8:42,800円、P9 lite:29,980円)がありますが、コストパフォーマンス的にはhonor 8の圧勝でしょう。
「ライカ」のブランドを冠していることを重要視しなければ、あえてP9を選択する理由もない気がします。
プロセッサこそ劣りますが、それ以上にRAM4GBの恩恵のほうが大きそうですし。
う~ん、honor 8も買ってP9と比べてみたいな・・・