Siriの生みの親が新しく開発し、2016年5月にデモを行ったViVをSamsungが買収することで合意したとのことです。
ViVはSiriの元開発メンバーが開発しているパーソナルAIで、Siriの上位互換のような性能を持っています。
SiriやGoogleアシスタント、AmazonのAlexaなど、現在のパーソナルAIは、自然言語をある程度理解できるものの「あれ」や「それ」といった代名詞を理解することができません。
基本的に1つの質問はそれ自体で完結してしまいます。
しかしViVはそれらの代名詞を理解し、会話を継続できるという特徴があります。
「それだけど・・・」「さっきの~」みたいな感じですね。
もう一つの特徴が、プログラムの自己生成という点。
正直、何度聞いてもよくわからないのですが、与えられたタスクをこなす為に、自身でプログラムを生成・最適化することが出来るのだとか。
この辺は、だれか詳しい人が素人にもわかるように解説してくれるのを待つしかないかなぁ。
ViVの買収についてはGoogleやFacebookも名乗りを挙げていたようですが、Samsungが買収したということで今後のSamsungデバイスにはViVが搭載されるのでしょう。
GoogleのGoogleアシスタント、AppleのSiri、MicrosoftのCortana、AmazonのAlexa、そしてSamsungのViVと主要メーカーのパーソナルAIがでそろってきましたが、生き残るのは、あるいは最終的にスカイネットになってしまうのは誰でしょうね?
そういえばAIに関しては、Facebook、Amazon、Google、IBM、Microsoftが提携というニュースもありました。
(source TechCrunch)