先日「モバイルプリンスのファーウェイ王国ブロガーズミーティング」に参加して、まだ紹介していないHUAWEI P9のカメラ機能「ファイグリッド」「フィボナッチスパイラル」があったことに気が付いたのであらためて紹介します。
ただの「グリッド」以外も選べるHUAWEI P9のグリッド表示
先日参加した、「モバイルプリンスのファーウェイ王国ブロガーズミーティング」。
内容的にはHUAWEIとMateBook、そしてP9の紹介だったのですが、少なくともP9についてはさんざん弄り倒して来たし、新しい発見なんてないだろうなぁと思っていたのですが、カメラの機能紹介の中で「ファイグリッド」「フィボナッチスパイラル」の説明があり、これブログで紹介したことがない奴だと気が付いてしまいました。
通常、カメラアプリのグリッドというと、画面を縦横3分割する線が一般的です。
機種によってはグリッドがもっと細かかったり、Galaxy S7では正方形のグリッドを表示できたりもしますが、HUAWEI P9ではもっと実用的なグリッドを表示可能です。
グリッドは、カメラアプリを起動して右から左へスワイプ→カメラグリッドから変更できます。
黄金比に基づく「ファイグリッド」
カメラの構図では3分割法というのがよく使われますが、これは画面の縦横を2本ずつの線で3分割して、線の交点にポイントとなるものが来るように構図を作るというものです。
この線は通常、画面を均等に分割するように引きますが、ファイグリッドでは最も美しいと感じる比率、黄金比(1:1.618)に基づき、1:0.618:1という感じで中央が狭くなるように線を引きます。
これでどんな写真が撮れるかというと、こんな感じです。
ファイグリッドに合わせると、普通の3分割よりも空の部分が広くなりますね。
素人の写真だけだとなんのなので、プロが撮るとこういう感じです。
自然界に多数存在する「フィボナッチスパイラル」
黄金比の長方形(1:1.618)を短辺の長さの正方形で切り取ると残った部分も黄金比の長方形となります。
これを繰り返していくとフィボナッチスパイラルという図形を描けます。
そのフィボナッチスパイラルを使って構図を決めるとこんな感じ。
やっぱり素人写真じゃなんなので、プロが使うとこうなります。
カメラにこだわるP9
これらのファイグリッドやフィボナッチスパイラル、わざわざ表示するためのアプリもあったりする中で、標準で対応しているのはやっぱりお得感がありますね。
それだけHUAWEI P9がカメラにこだわっているということでしょう。
プロモードなど全然使いこなせてはいないのですが、これからのシーズン、夜景も綺麗に撮れるということなので、もうちょっと使いこなせるように頑張ってみたいと思います。
なお、上記で紹介したプロの構図ですが、Digital Photography Schoolではほかにも色々なサンプル写真が掲載されているので参考にしてみてください。
関連:Divine Composition With Fibonacci’s Ratio (The Rule of Thirds on Steroids)