日本国内でAndroid Payの提供が開始されました。
Androidの純正サービス
Android Payは名前の通りAndroid標準のおサイフサービスで、対応国としては、日本が9か国目になります。
クレジットカード、電子マネーのほかポイントサービスにも対応
仕組みとしては、Appleが先行して開始したApple Payに近いですが、電子マネーやクレジットカードを登録できるほか、バーコードを利用するタイプのショップカードなども登録することが出来るようです。
ただし、現状では対応しているのは楽天Edyのみとなっています。
使い方はおサイフケータイと同様
現状ではEdyしか利用できませんが、使用する場合には、Apple Payのようにアプリを開いて使うカードを選択して・・・とする必要はなく、使用する電子マネーを告げてスマートフォンをかざすだけです。
今後、クレジットカードなどにも対応した場合には使用するカードを選択する必要が出てくると思いますが、現状での使い勝手はおサイフケータイと同様ですね。
Edy新規作成で400円プレゼント
2017年1月31日(火)9:59までの期間限定で、Android Payから楽天Edyを初期設定(新規作成)すると400円がチャージされるというキャンペーンが実施されています。
ただし、その端末上のおサイフケータイですでにEdyを利用している場合には対象外です。
というのも、おサイフケータイでのEdyとAndroid PayでのEdyは共通化されており、すでにおサイフケータイでEdyを利用している場合にはAndroid PayでEdyを追加すると、既存のEdyの情報がそのまま登録されます。
既存の楽天Edyアプリを削除してからAndroid Payで登録した場合にもキャンペーン対象外ということです。
対象機種はFelica搭載機のみ
なんとなく便利になった気がしないこともないのですが、現状対象機種はFelica搭載機のみで、Felicaを搭載していない場合、Edyの登録画面などは表示されません。
クレジットカードの登録はできそうな雰囲気になるのですが、現在は国内発行のカードは登録できません。
なので、Felica非搭載機ではインストールはできても使うことはできないという状況です。
クレジットカードやショップカードに対応してからが本番
Felicaが必須となると、対象機種はおサイフケータイ対応機種のみとなるので現状ではあえて利用する必要もないかなぁっという気がします。
今後、クレジットカードやショップのポイントカードなどに対応してからが本領発揮でしょうか。
なお、Android PayではなくApple Payでの話になりますが、下記のような書籍が発売されています。
Apple Pay(やAndroid Pay)の思想や思惑、技術的な取り組みなんかを理解するのに役に立つかもしれません。
私もまだ読んでませんけど。Kindle版が出てから読みます。
(source Google)