Appleの完全ワイヤレスイヤホン AirPodsは、サイトの説明では、
設定は自動。切り替えはシームレス。
AirPodsは、あなたのすべてのApple製デバイスと自動的に接続できます。iPhoneとApple Watchには同時につながり、オーディオをデバイスの間で瞬時に切り替えられます。MacやiPadで聴きたい場合は、それらのデバイス上でAirPodsを選ぶだけです1。
と書かれています。
これはマルチペアリングとは違うのだろうか?ということで実際に試してみました。
マルチペアリングとはちょっと違うAirPodsのマルチデバイス対応
今回試したのは、下記の4台。
- iPhone 7(iOS 10.2)
- iPhone 6 Plus(iOS 10.2)
- MacBook Air(MacOS 10.12)
- iPad mini(iOS 9.3.5)
まず、iPhone 7でAirPodsとペアリングします。
これはAirPodsのケースを開いて近づけると勝手に見つけてくれるので簡単ですね。
iPhone 7とペアリングしただけですが、iCloudにログインしているiPhone 6 Plus、Macbook AirでもAirPodsを選べるようになります。
iOSは画面を下から上にスワイプして表示するコントロールセンターから、macはメニューバー上のBluetoothメニューからAirPodsに接続し、スピーカアイコンからAirPodsを選びます。
ペアリングの操作自体は最初の1台だけでよく、残りのデバイスは自動的にペアリング済みの状態になりました。
繋がるのは常に1台
1台が接続すると、それまで接続していた端末からは切断され、単純に後勝ちになるようです。
接続していた端末が接続を切っても、他の端末に自動でつながったりはせず、接続待ちの状態になります。
また、接続中にAirPodsをケースに戻し蓋を閉じると接続が切れますが、再度蓋を開けると最後に接続中だった端末に自動的に接続しました。
なお、iOS9.3.5のiPad miniではiCloudにログインしていてもAirPodsを利用することが出来ませんでした。
AirPodsの必要用件がiOS10.2以上となっているので、仕方がないですね。
Androidとの相互接続もOK
一回Androidとペアリングをすると、iOS/Macで接続した後でも、AndroidのBluetooth画面から選びなおすだけでそのまま接続ができました。
再度のペアリング操作は不要です。
そして反対に、Androidと接続中でもiOS/Mac側から接続するとAndroidとの接続は切れて、iOS/Mac側とつながります。
動作的にはマルチペアリングとはちょっと違いますが、利便性はかなりいいですね。
もっとも、Androidとの接続では本領を発揮することはできないのですが・・・。
まとめ
とりあえず試してみましたが、接続動作自体はかなり優秀ですね。
複数端末で都度ペアリングをする必要もないですし、Androidでも再ペアリングなんて必要ないし。
あとはAndroidでもう少し使い勝手が良くなれば・・・。