通販の場合、当然発送先の住所を指定する必要がありますが、海外通販ではこの住所の記載を英語で行うことになります。
日本での書き方とルールが異なるので戸惑う人もいると思いますが、覚えてしまえばどうということはありません。
今回は、そんな英語での住所の書き方を紹介します。
日本の住所の英語表記
日本での住所は、下記のように書くのが一般的です。
郵便番号 都道府県 市区町村 地区名 番地 建物名 部屋番号
例えば、
171-0052 東京都豊島区南長崎三丁目16番6号 ときわ荘 201
という感じです。
しかし英語では、基本的に日本の逆順となります。
部屋番号 建物名、番地 地区名、市区町村、都道府県 郵便番号
という感じで記載します。
先ほどの住所を使うと、
#201 Tokiwa-sou, 3-16-6 MinamiNagasaki, Toshima-ku, Tokyo 171-0052
となります。
部屋番号には「#」を付けます。
また、「~市」や「~区」は「-shi」「-ku」などと区切るのが一般的なようです(区切らなくても大丈夫)。
そして都道府県の「~県」などは省略しても大丈夫です(「-ken」とつけても大丈夫です)。
ただ北海道の場合は「Hokkai」と「-do」省略してしまうと違和感しかないので、普通に「Hokkaido」としたほうがいい気がします。
上記が基本となりますが、これはあくまでも手紙的な住所の書き方です。
オンラインショップではフィールドが指定されておりそこに何を入れればいいのかわからないということも多いです。
なので、実際にいくつかのショップでの例を見ていきます。
日本語が親切なExpansys
まずExpansysです。
ここの住所記入は、親切な説明付きなので迷うことはないと思います。
英Cloveの場合
Cloveでは各フィールドに記載内容が指定されており、入力方法に若干戸惑うかもしれません。
「Country」は国名なのでそのままJapanを選択すればOK。
「Postcode」は郵便番号で、他にも「Postal Code」や「ZIP Code」とも表記されます。
ここも郵便番号を入れればOKです。
特に指定がなければハイフンはあってもなくても平気です。
Postcode : 171-0052
「Address Line 1/2」はちょっと悩むポイントです。
先ほどは「部屋番号 建物名 番地」の順番でと書きましたが、Adress Lineが分かれているときは、1のほうに「番地 地区名」を入れ、2のほうに「部屋番号 建物名」を入れます。
Adress Line 1:3-16-6 MinamiNagasaki
Adress Line 2:#201 Tokiwa-sou
「Town/City」には「市区町村」を入れます。
Town/City:Toshima-ku
最後の「County/State」は「都道府県」です。
County/State:Tokyo
他の大抵のショップは、このCloveでの入力例を参考にしてもらえれば大丈夫なはずです。
住所変換の便利なサービス「JuDress」
住所の書き方に自信がないなぁ、という場合には「JuDress」という便利なサービスがあります。
住所を入れて「実用的に変換」を押すと英語表記での住所が出力されます。
自分の書き方であっているのか自身がない人はこれで確認してみてください。
Androidアプリもあります。
電話番号はそのままでOK
配達先住所の入力では電話番号が求められますが、普通は日本国内で利用する電話番号をそのまま記載すればOKです。
ただ、ショップによっては国番号の入力(選択)を求められることがあります。
その場合は、日本の国番号「+81」を選択(入力)すればいいのですが、もし、1つのフィールドに国番号付きの電話番号を入力しなければならない場合には1点だけ注意があります。
それは、「03~」「080~」の最初の0を取るということです。
つまり入力する際は「+81312341111」「+818012341111」という感じになります。
国番号が選択式で、別フィールドに電話番号を入力する際は、普通に「0」付きの番号を入れて大丈夫です。
なお、電話番号は「知られるのいやだから適当な数字を・・・」とかやると税関で止められるので注意してください。