QuaicommがSnapdragon 835になったスタンドアロンVRの開発キットを発表しました。
昨年9月にはSnapdragon 820版の開発キットを発表していたので、そのバージョンアップですね。
ちなみトップの画像は820版です。
Snapdraogn 835版のスタンドアロンVR開発キットは、2560 x 1440のAMOLEDディスプレイを搭載しており、RAMは4GB、64GBのストレージも備えます。
また、本来にモーショントラッキング用のカメラを装備し、ジャイロスコープや加速度センサと合わせて、外部にカメラなどを配置することなくルームスケールVRを利用することが可能です。
内部には視線追跡用のカメラも備えており、FOVEのように視線による操作も可能になります。
また、Leap Motionと提携し、物理的なコントローラや特殊なグローブを装着することなく正確にハンドトラッキングができるようにもなります。
このLeap Motionを使ったハンドトラッキングの片鱗は、現在開催中のドラえもんVRでも体験可能です。
これ自体を市販する予定はなく、OEMメーカーなどが開発キットを使い製品版の開発を行います。
なお、開発キットは第2四半期にリリース予定です。
(via Pocket-lint)
(source Qualcomm)