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Gear VRのコントローラーをレビュー。VR利用の幅が広がります

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Galaxy S8 / S8+の予約特典にもなっているGear VR with Controller。日本でも5月23日から販売が開始されていますが、Gear VR本体は昨年発売されたものと同じです。私はすでに持っているので、そのコントローラーだけを単品で購入してみました。なお、米Amazonから購入した米国モデルです。

[nlink url=”https://dreamseed.blog/review/new-gear-vr-2016″][nlink url=”https://dreamseed.blog/news/gear-vr-controller-2017-in-amazon”]

Gear VR専用のBluetoothコントローラ

付属品はコントローラのほか、単4電池2本とストラップ、そしてゴムバンド。

このゴムバンド、コントローラのホルダーになっており、Gear VRのベルトに通して使用します。収納時にコントローラがバラバラにならないように収めて置けるというだけのもの。ちなみにセット販売されているGear VRにもこのホルダーが付いています。

上部についている大きな円盤が特徴的ですが、ここがタッチパッドになっています。クリックも可能ですが、表面をスワイプする事もできます。その下にはバックボタンとホームボタン。そしてボリュームキーがあります。

背面にはトリガーがあります。基本的にタッチパッドをクリックするのと同じ動きをしますが、アプリによっては別々に認識もします。使われ方はアプリ次第。

バッテリは充電式ではなく乾電池式。

接続はOculusアプリから

コントローラの接続はGear VRを装着したときにインストールされるOculusアプリから行います。

初めてGear VRをセットアップする場合にはコントローラのセットアップも一緒に行えますが、すでにGear VRを利用中で、私のようにコントローラだけ後から買い足した場合には、Oculusアプリの設定>コントローラからペアリングを実施します。

▲コントローラのペアリングモードはホームボタンの長押しです。

右利き、左利きを選べますが、これは単に画面上の左右どちらにコントローラを表示するか程度の差しかないの、どちらでも好きなほうを選んで大丈夫です(後から変更もできます)。

コントローラが必須のゲームも

Gear VRは基本的にはコントローラがなくても利用できるようになっていますが、アプリによってはコントローラが必須のものも増えています。やはり視線とは別々に動かせるのは楽でいいです。

▲すべてが必須なのかはわかりませんが、「コントローラReadyアプリ」としてまとめられています。

とりあえずコントローラを使ったゲームで遊びたいというなら、無料のDead and Buriedがおススメ。

同名のタイトルがOculus Rift用にリリースされていますが、それをGear VR向けにアレンジしたものです。下の動画にあるようなシューティングのほか、他のプレーヤーとの早打ち勝負などができます。

Daydreamのコントローラと比較

スマートフォン向けVRゴーグルに付属のコントローラといえば、Daydreamが先行しています(日本では出ていませんが)。そんなわけで、両者のコントローラを比べてみました。

ボタンの配置は異なりますが、タッチパッドバックボタン、ホームボタン、ボリュームキーという構成は同じ。ただ、Gear VRのコントローラにあるトリガーはDaydreamにはありません。

このトリガーとタッチパッドを別々に認識することで、上記のDead and Buriedではタッチパッドを親指、トリガーを残り4本の指という風に使い分けており、両方を同時にクリックすることで「握る」という表現が可能になっています。

今後、物を掴むなどのゲームが出てきたときにはトリガーのあるGear VRのほうが表現の幅(操作の幅)は広がるかもしれません。

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