ベゼルレスなハイエンド端末、Essential PH-1を発表したAndroidの生みの親、Andy Rubin氏が、なぜEssentialを立ち上げたのか?をブログで公開しています。
簡単に言うと、現在の製品は高度な技術で作られているが、不必要な機能が多すぎる。これに対する答えがEssentialだということです。
ブログではそんなEssentialのマニュフェストともいうべき6つの項目が紹介されています。
- デバイスはあなた個人の財産であり、あなたが望まないことを強制することはありません。
- 私たちは常に周囲と協力します。閉鎖的なエコシステムは分裂を生み時代遅れです。
- プレミアムな素材と真の職人技は限られた人のためではありません。
- デバイスは年々古くなるべきではない。それらはあなたと共に進化するべきです。
- テクノロジーはあなたが人生を楽しめるように手助けすべきです。
- シンプルなのは常にベターです。
Essential Phoneにはロゴが一切入っていないのですが、これは1.のデバイスが個人の財産だという考えによるもの。スマートフォンはもはや所有者がどういう人物かを示すものでもあるのだから、会う人みんなにスマートフォンのメーカーを宣伝するのもおかしな話、というのが理由とのこと。某国の大手キャリアに聞かせてあげたい話です。
2.と4.については、おそらく拡張端子によるアクセサリの追加についてことだと思います。サードパーティにも仕様を公開してアクセサリが作れるようにするということでしょう。また、4.に関しては、期間を設けずAndroidのアップデートを提供し続けるというようにも受け取れますが、この辺はどうなるかまだ分からないですね。
なんにしろ、Androidの父が満を持してリリースしたEssential Phone。ぜひとも触ってみたいです。
(source Essential)