Samsungの次期モデル、Galaxy Note 8に採用されると噂されていたディスプレイ内蔵の指紋センサですが、今月初めに搭載されないかもしれないという情報が伝えられていました。理由としては「技術的な問題」とされていましたが、ディスプレイの表示に影響を与えてしまうのがその理由のようです。
ディスプレイに生じる輝度差がキャンセルの理由?
以前からスマートフォン関連の非公開情報に詳しいi冰宇宙がWeiboに投稿した内容によると、指紋センサを内蔵した部分とそれ以外の部分とでディスプレイ上に輝度差が生じてしまい、これがキャンセルされた原因とのことです。なお、トップの画像がi冰宇宙が分かりやすいように投稿したレンダリングで、実際にこのようになっているわけではないようです。
この問題だけが理由というわけではなさそうですが、Android Headlineは信頼できる情報筋からの話として、来年発売されるGalaxy S9まではディスプレイ内蔵の指紋センサーは搭載しないと伝えています。
iPhone 8への搭載は?
9月に発表されると噂されているiPhone 8もディスプレイ内蔵の指紋センサを搭載すると伝えられていますが、この問題は回避できているということなんですかね?
なお、ディスプレイ内蔵指紋センサはiPhone 8ではなく、中国のVivoが初搭載となる模様。Weibo上でそのプロトタイプとされる動画がリークしています。
これだけだと、本当に指紋センサを搭載しているのかどうかはわかりませんが、とりあえず、Vivoは6月28日開催されるMWC上海でこの端末を発表する予定とのことです。
(via PhoneArena, Android Headlines, GizeChina)
(source Weibo(i冰宇宙), Weibo(潘九堂))