今日は青椒肉絲。「青椒」はピーマン、「絲」は細切りのこと。つまり今更説明するまでもなく、青椒肉絲とはピーマンと肉の細切りを炒めたものです。中国では単に肉といった場合、豚肉のことを指し、牛肉を使う場合は青椒牛肉絲(チンジャオニューロースー)と称するらしいです。まぁ、作り方は一緒なんだけど。広東風はオイスターソースや砂糖を使い甘辛く仕上げ、四川風は唐辛子などを使って辛く仕上げるそうです。が、一般的には老酒と塩のみで味付けするのだとか(以上のうんちくはWikipediaの情報)。
そんなわけで、今回の青椒肉絲は、日本酒(紹興酒がないので)、とりがらスープ、塩のみで味付けしてみました。なお、肉は豚のヒレ肉を使用したので、間違いなく青椒肉絲です。あっさり気味ですが、タケノコの風味も感じられていいかも。こってり好きな人には物足りないですね。
めずらしく娘さんの興味は引けたようで、積極的に食べていました。どうも娘さんは細長い食べ物に反応するようです。キュウリとかも輪切りにすると真中に指を突っ込んで遊ぶのですが、細切りにするとポリポリ食べたりします。
ところで、なんで青椒肉絲というとタケノコなんだろう?その名前からしてタケノコがなくても成立しそうなんだけど。不思議。