厚生労働省が海外渡航書者向けに「麻しん(はしか)」予防のキャンペーンとして、マジンガーZとコラボ、ポスターやリーフレット、SNSを通じて啓もう活動を開始しました。
麻しん予防でなぜ海外渡航者向け?と思ったのですが、日本は2015年に日本土着の麻しんウィルスが存在しない「麻しん排除国」に認定されたのだとか。つまり、それ以降日本で発祥した麻しんは海外由来のものとなります。そこで、海外で麻しんに感染し、そのウィルスを日本に持ち込まないよう海外渡航者向けの注意喚起というわけです。
ちなみに、出落ち感がありますが、マジンガーZの起用は「麻しんがゼロ」と掛けたダジャレで選ばれた模様。ただ「MASINGER Zero」とスペル上でもよくできた組み合わせだったりします。また、40代以上の直撃世代だけでなく、幅広い年齢層に認知されおり、2018年1月には45年ぶりとなるぜ机上版アニメも予定されていることから話題性があると踏んでのこと。
啓もう用のポスターやリーフレットは8月上旬をめどに全国の自治体などに配布予定とのことです。
(source 厚生労働省)