7月上旬に米T-MobileでDaydream対応を謳うアップデートが行われたSamsung Galaxy S8/S8+、その後もDaydreamは使えなかったのですが、本日Google VRの公式アカウントが、Galaxy S8/S8+で利用可能になったことを正式に発表しました。実際にT-Mobile、Verison、SprintなどのGalaxy S8/S8+では利用可能になっているようです。また、ドイツ版でも利用できたとの話もでています。
Galaxy S8 / S8+がDaydreamに対応、OTAは不要?
GoogleとSamsungは5月のGoogle I/OでGalaxy S8とS8+がGoogleのVRプラットフォーム Daydreamに今夏対応するとを発表していました。今回、その対応が行われたということです。この対応というのは、どうやらGoogle側のサーバー(アカウント設定?)でなにかをする必要があったらしく、特にGalaxy S8 /S8+側にはあらたなアップデートは行われていません。
The Daydream-ready update is rolling out now to @SamsungMobile Galaxy S8 and S8+. Explore new worlds with #Daydream. https://t.co/KaRNJEcURi pic.twitter.com/PEeC6RfyyZ
— Google VR (@googlevr) 2017年7月31日
ただ、以前にHUAWEI Mate 9をDaydrem対応したときにはシステムファイルの変更のみで利用することができました。なので、実際になにが行われているのか(サーバー側の設定が存在しているのか)はよくわかりません。
アップデートはDaydream対応国のみ?
私が購入した海外版Galaxy S8+(アジア版? SM-G955FD、ベースバンドはG955FXXU1AQF7)は未だにGoogle PlayからDaydreamアプリをインストールすることができず、ApkMirrorからサイドロードしても互換性がないと言われてしまいます。
そのうちに米国外の端末にDaydream対応アップデートが配信されるのかが気になるところなのですが、そもそもDaydream Viewが利用できるのは米国のほか、カナダ、英国、ドイツ、オーストラリア、インドのみなので、それ以外の国では対応アップデートが配信されない可能性もあります。この辺は正式な方針発表が欲しいところです。
(source Android Police)