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Apple、ワイヤレス充電にQiを採用。スタバが採用したPMA(AirFuel)はどうなる?

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最近、あまり話題にならなかった感のあるワイヤレス充電ですが、AppleがQiを採用したことで情勢が大きく動くかもしれません。

ワイヤレス充電 2つの規格、Qi(WPC)とAirFuel(旧PMA)

AppleはiPhone 8/8 Plus、iPhone X、Apple Watch Series 3、そしてAirPodsの充電ケースでワイヤレス充電規格のQiに対応すると発表しました。

日本では「ワイヤレス充電 = Qi」というくらいQiが普及している、というよりQi以外の充電規格は各メーカー独自のものを除いてほぼ出回ってはいません。しかし、海外、特に北米ではQi以外のもう一つ、AirFuel(旧Powermat(PMA))も大きなシェアを持っています。

米スターバックスが全店舗にPMAに準拠した充電台を設置するというニュースを覚えている人もいるはず。

ちなみに英マクドナルドはQi対応の充電台を設置しています。

Qi対応が加速する?

米国で販売されるワイヤレス充電対応の端末はQiとPMAの両方に対応しているものが多く、ユーザーとしてはあまり意識する必要はなかったのですが、新iPhoneがQiのみなると、米国内でもQiの普及が加速する可能性があります。

「iPhoneの充電が切れそうだから、どこかで充電を・・・スタバはダメだからマックへ行こうか」なんてことも起こり得ます。

もっとも、スタバではワイヤレス充電用のアダプタを貸してくれるのでそこまで気にする必要はないのかもしれません。

▲スタバで借りられるリングアダプタ

しかし、これが「Apple Watchの充電が切れそう・・・」になると話は違います。アダプタの装着ができないのでスタバは選択から外れてしまいます。

ワイヤレス充電業界全体にはいいニュース

iPhoneのワイヤレス充電採用は業界全体からすれば歓迎すべきニュースなのでしょうが、AirFuelは今後厳しくなりそうです。

ちなみに、AirFuelは、「Appleの次の製品にAirFuelが採用されるようがんばります」的な声明を発表しています。

最終的にはAppleもQiとPMAの両対応になるのでしょうかね?

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