以前から何度か紹介している、大きな純正ドックの代わりにNintendo Switchをテレビに出力できるC-Forceシリーズ。その国内代理店となったKTRM(カレイドスコープナレッジ)から、「C-Forceの使用方法についてわかったことがあるので説明したい」との連絡がありました。何事かと思ったのですか、C-Forceシリーズの正しい接続手順の検証ができたとのことでした。
挿し直し不要 C-ForceとSwitchを繋げる手順
C-Forceを使ったことがある人なら、接続してもテレビに映らず、ケーブルを抜き差しした経験があるのではないかと思います。実はこれ、簡単に回避することが可能とのこと。その方法はSwitchが起動した状態(画面が写っている状態)で接続するだけ。この状態で接続すると、すぐに本体の画面が消え、4~5秒してからテレビ側にSwitchの映像が出力されます。
この方法であれば、いまのところ100%問題なく表示できています。
純正ドックの場合、スリープ状態で接続してもテレビに出力されないのは同じですが、その後、Joy-Conを外して操作するとスリープが解除され、テレビに出力されます。
C-Forceの場合だと、同じ操作でテレビ出力されることもありますが、成功率は体感的には2割くらい。「スリープを解除した状態で接続する」を徹底したほうが早そうです。
それだけ、と言われればそれだけなのですが、それだけのことでもちゃんと連絡をしてきてくれるのは、ユーザーとしては安心感があります。なお、この内容はすでにAmazonの製品ページにも記載されていました。
【国内正規代理店品】KTRM C-Force CF002 USB Type-C 3.1 HDMI マルチポートニンテンドー スイッチ ポータブル ドック MacBook Pro 3-in-1 メーカー保証 (Switch, Gray) | |
C-Forceで使えるACアダプタも間もなく発売
そしてもう1点、C-Force自体は小型で便利なのですが、一緒に利用する必要がある純正アダプタが大きいのが難点。
これについても、C-Forceと共同で互換アダプタの開発を行っており、現在PSE認証中。近々発売するとのことです。
このアダプタの特徴はプラグ部分を折り畳んで収納できること。また、本体サイズもわずかに小さくなっています。
- 純正アダプタ : 6.6 x 6.7 x 3.5 cm ケーブル長さ1.5m
- 開発中のアダプタ : 6.4 x 6.7 x 3 cm ケーブル長さ2m
なお、価格は2,500円前後を予定しているとのことです。
Switchで使えると謳っている互換アダプタ(というか単なるUSB-ACアダプタですが)の中にはドックでは使えない(つまりC-Forceでは使えない)ものも多いので、C-Force自らアダプタを用意してくれるのはありがたいです。