発売開始されたばかりのiPhone 8 Plusですが、早くもバッテリが膨らみフロントパネルが剥がれる故障が報告されています。
最初に報告があがったのは台湾。台湾メディアのニュースのよると、9月23日に購入した64GBのiPhone 8 Plusを26日午後に充電していたところ、バッテリが膨らみフロントパネルが浮いてきたとのこと。充電に使用していたのは純正のACアダプタとケーブルだったそう。
この端末はすでにAppleが回収し調査中とのこと。
もう1件の報告は日本から。自宅に届いたときにはすでにバッテリが膨らんでおり、こちらもすでに良品交換済みとのこと。
届いたiPhone8plus、開けたら既に膨らんでた pic.twitter.com/eX3XprSzqv
— まごころ (@Magokoro0511) 2017年9月24日
The Next Webは未確認な情報として、iPhone 8 Plusのバッテリーは、昨年大きな話題となったGalaxy Note 7のバッテリーを製造していたAmperex Technology Limited (ATL)製のものが使われていると伝えています。
ただ、すでに何百万台か発売されているiPhone 8 Plusでバッテリー絡みの問題が報じられているのはこの2件のみの様子。リチウムイオンバッテリーの正常な故障率の範囲内と考えられます(正確な数字がわかりませんでしたが、350~500万分の1くらいのようです)。Galaxy Note 7の件と結び付けるのは無理やり感を感じます。ちなみにGalaxy Note 7では2万分の1ほどの確率となっていました。
単に新端末、そしてiPhoneだからという理由で目立ってしまっているだけでしょう。さらなる事故報告が続かない限り、このまま消え去りそうな話題ではあります。
リチイウムイオンバッテリが膨らむのは、その特性上仕方がないこと。通常は経年劣化で起こりますが、外部から強い衝撃を与えたりすると一気に膨らむこともあります。膨らんだまま使用すると発火の原因にもなるとのことなので、もし膨らんできたの気づいたら、迷わずメーカーに問い合わせ、修理依頼をおこないましょう。
(via Tne Next Web)
(source cnBeta)