なんだかんだ言っても使い勝手がとてもいいAppleのワイヤレスイヤホンAirPods。実はAndroidでも使える事は以前にも書きましたが、機能的にできないことももちろんあります。
その一つがGoogleアシスタントの起動。iPhoneで使う場合には、AirPodsをダブルタップするとSiriが起動しましたが、Androidとの組み合わせではこれが使えませんでした。
しかし、それを可能にするアプリ、AirpodsForGAがリリースされました。
AirpodsForGAの使い方
使用方法は至って簡単。アプリをインストールし立ち上げると、通知と使用状況へのアクセスへの許可が必要と出てくるので、それぞれ許可します(OKを押していけば勝手に画面に進みます)。
あとは、AirPodsをペアリングし、左右どちらでもいいのでダブルタップするとGoogleアシスタントが起動、AirPodsのマイクを使って音声操作が可能です。なお、AirPodsForGAは立ち上がっていなくても大丈夫。
Googleアシスタントの呼び出しは画面が消えたスリープ状態でも機能します。むしろこちらがメイン。スマートフォンが立ち上がっている場合、アクティブなアプリによって挙動が変わります。
たとえば音楽アプリが起動している場合、AirPodsのダブルタップで曲の再生・停止となります。これはAirpodsForGAを使用していない場合のデフォルトの挙動です。
AirpodsForGAは、アクティブなアプリにメディアボタンのイベントを送っているとのことなので、他のアプリでどうなるかはアプリ次第。ChromeやTwitterではGoogleアシスタントが起動しました。
なお、スリープ中にAirPodsをダブルタップでGoogleアシスタントを起動 → 「音楽を再生して」でスリープ状態でも音楽再生は可能でした(この状態でダブルタップすると音楽が停止)。
これはなかなか便利なアプリが登場しました。先日発表されたPixel Budsも気になるけど、当面はAirPodsだけで持ちこたえられそうです。
(via Android Police)