日本でも発売されたGoogle Home。音楽再生や各種の検索、またIFTTT経由での家電操作など、なにかと便利に使えるのですが、意外と知られていない気がするのがショッピングリストです。
地味に便利なショッピングリスト
GoogleにはGoogle HomeやスマートフォンのGoogleアシスタントなど、複数のデバイスから利用できるショッピングリストがあります。
たとえば、Google Homeをキッチンに設置し、冷蔵庫の中を見ながら「OK Google、ショッピングリストに牛乳と大根とジャガイモを追加して」と言えばリストに追加してくれます。
追加されたリストは「OK Googl、ショッピングリストに何がある?」で確認できるほか、スマートフォンのGoogle Homeアプリなどで確認可能です。実体はWEBサービスなので、PCのブラウザからもアクセスできます。
買物に行く前にリストに追加し、お店でスマートフォンを確認するなど、便利に使えそうです。
なお、ショッピングリストは複数作成できますが、Googleアシスタントから追加できるのは、メインに設定したものだけのようです。ちなみにショッピングリストは他の人とも共有し、複数人で1つのリストを使うこともできます。
IFTTT経由でToDoの追加も
ショッピングリストは便利ですが、普段から利用しているサービスに追加したい、もう少しToDo的に使いたい・・・という場合はIFTTT経由でTrelloやTodoistなどと連携も可能です。
たとえばTrelloを使う場合、トリガーではGoogle Assistantの「Say a Phrase with a text ingredient」を選びます。アクションとなるTrello側では、追加するボードのほか、リストも選べます。
下記では、「買い物に〇〇〇を追加」でTrelloの買い物リストに〇〇〇が追加できます。
同様の方法で、「やることに〇〇〇を追加」でやることリストにアイテムを追加することも可能です。
ただ、標準のショッピングリストと違い、「〇と△」で別々のアイテムとは認識できず、そのまま「〇と△」として登録されてしまうのが難点です。
もっといいサービスや、便利な使い方がありそうなので、ぼちぼちと調べていきたいと思います。
番外編:Googleアシスタントに好きな言葉をしゃべらせる
IFTTTを弄っていて気が付きましたが、これを使うとGoogleアシスタントにある程度自由に言葉をしゃべらせることができます。そこで、利便性とはまったく関係ありませんが、少し遊んでみました。
とりあえず下記のような感じ。「色即是空 空即是色」で「パスワード、認証しました」と答えてくれます。
ちなみに、特に機能はなく、ただしゃべってくれるだけです(アクションにはNotificationを指定しています)。
ほかにも「我に従え」で「Yes, My Lord」をやりたかったのですが、「我に従え」だと画像検索が走ってしまい、コマンドとしては上手くないようです。