ドコモが3月26日から開始する新料金プランというか新ブランドのahamo。データ通信は20GB使えて、国内通話も5分まで無料で通話し放題。それでいて2970円(税込)とMVNO並の低価格になっており、乗換を検討している人も多いはず。ただし、もともとサブブランドとして計画されていたためか、通常のドコモとは違った注意点も出てきています。
ドコモはそれらの注意点を「ahamoへプラン変更手続きを行う際のご注意」として公開していますが、中でも影響がありそうなのがワンナンバーサービスが非対応になることです。
ワンナンバーサービスは、スマートフォンと同じ電話番号で、通話やデータ通信が行えるというもの。残念ながら、これがあれば1つの契約で複数のスマートフォンを……というものではなく、使えるのは対応機器のみとなっています。
この対応機器が少なく、実際のところワンナンバーフォンとApple WatchのCellularモデルのみですが、これらを使っている人は、ahamoに移行すると使えなくなります。
影響が大きそうなのは、やっぱりApple Watchでしょう。MVNO(格安SIM)に移行するのと同じ条件ではありますが、ドコモ回線でApple WatchのCellularモデルを利用している人は、ahamoに移る前にApple Watchの回線が利用出来なくても問題ないか検討しておく必要があります。
同様に、auの格安プランpovoでもApple Watch Cellularモデルで使えるナンバーシェアは利用出来ない可能性が高いです。ナンバーシェアは、Apple Watchのファミリー共有に対応しています。docomoのワンナンバーと違い、Apple Watch個別に番号が設定できるもので、子供にApple Watchを持たせているようなケースもあるかもしれません。こちらはまだ出来る・出来ないの情報を公開していませんが、利用者は注意が必要そうです。
Source: docomo