朝晩はめっきり冷え込むようになり、うっかり窓を開けっぱなしにしていると風邪をひきそうな季節になってきました。しかし気温もさることながら、湿度にも気を付けたいところ。そんな空気のあれやこれやを測定できる空気品質モニター「Awair」を発売元のAwairから提供頂きました。
ぱっと見はレトロなスピーカー、あるいはラジオのような雰囲気ですが、これが空気品質モニター。前面のスピーカーネットのような部分にLEDディスプレイがあり、空気の状態を示すAwairスコアのほか、温度と湿度、時計なども表示可能です。ちなみに電源はACプラグを使用。ここれはUSBが良かったかな。
Awairで測定できるのは、「温度」「湿度」「二酸化炭素」「科学物質」「ほこり」の5項目。また、これらの値を総合してAwairスコアを算出します。
Awairスコアは100が最高で0が最低。80以上なら良好、60~80で普通、それ以下だと標準以下で要空気改善ということになります。各項目の数値や時間による変化はスマートフォンアプリから確認できます。
また、アプリ上では、設置場所や空気管理も目的に合わせて高めの項目についてのアドバイスもしてくれます。アドバイスされても、結局換気をするしかないわけですが。
ただ、このAwair、IFTTTとも連携が可能です。例えば、二酸化炭素濃度が一定値を超えたらメールやTwitterなどで知らせるといった使いかたもできます。スマートスピーカー経由で空気清浄機を稼働させるなども出来そうです。
連携の具体的な設定方法は、公式ブログで紹介されています。
- 関連:
- アウェア Awairの公式ブログ
なお、GoogleアシスタントやAlexaのスキルにも対応しており、スマートスピーカー経由で現在の空気の状態を確認可能です(「Alexa、アウェアを開いて開いて空気の質を調べて」など)。
空気を測定するという性質上、部屋の隅っこに置いたりすると、本来以上にほこりっぽいなどの結果が出るかもしれません。できるだけ普段生活する空間に近い場所に設置し、画面が見難ければスパートスピーカー経由で確認するといった方法がよさそうです。
これまで、少し頭がぼーっとするから換気をするか……ということはありましたが、そのときには二酸化炭素濃度が高めの状態だったのかもしれません。
Amazonで1万9295円と少し高めなのが難点ですが、赤ちゃんがいたり、仕事や勉強で集中したい環境ではかなり有用ではないでしょうか。
とりえずしばらく使ってみて、IFTTTとの連携など、便利な使い方を模索したいと思います。