今、ALS Ice Bucket Challenge(#IceBucketChallenge)というのが米国内で話題になっているようです。
このイベントというか試み、ALSの患者さんの呼びかけで始まったもので、名指しされた人は24時間以内にALSに寄付をするか、氷水をかぶるか(もしくは両方)しなくてはならず、これらをクリアした人は別の人を指名できるというもの。
脅迫的に寄付を募っているイメージもなくもないのですが、寄付よりもむしろこのチャレンジを通じてALSのことを知ってもらうということに主眼が置かれているようですね。
ちなみにALSというのは筋萎縮性側索硬化症のことで、筋肉が萎縮することで筋力が次第に低下、最後には死に至る病です。有効な治療法が確立されておらず、日本でも特定疾患に指定されている難病です。
日本でやったらネガティブな反応が出てきそうですが、米国では総じて好意的に受け取られているというか、様々な有名人もノリノリで参加しているようです。
その中にはIT業界の有名人もいます。
FacebookのCEO、Mark ZuckerbergはBill Gates、Facebook COOのSheryl Sandberg、Netflix CEOのReed Hastingsを示しています。
Microsoftの新しいCEO、Satya NadellaはAmazon CEOのJeff Bezos、Google CEOのLarry Pageを指名。Bezosはこういうことをやるイメージはないなぁ。やるかな?
Phil takes challenge! Challenges Chris, Kim, and Tim.
#IceBucketChallenge @PeteFrates3 @tim_cook @chrisodonnell #ALS pic.twitter.com/DfJIuY3hnb
— Philip Schiller (@pschiller) 2014, 8月 14
AppleのPhilip SchillerはApple CEOのTim Cookを指名。やったら面白いですね。
他にもT-MobileやAT&TのCEOがYoutubeで氷水をかぶる様子を公開しています。
米時間の15日正午にはシカゴでみんなで集まって氷水をかぶろう(バケツ、水は持参)というイベントも開催される様で、妙な盛り上がりを見せています。
なお、ALS協会の発表では、8月13日時点で前年の120万ドルを大きく上回る570万ドルの寄付が集まっているそうです。
SprintあたりかSoftbankの孫社長に飛び火しないかなぁ。
(source ALSA)