Amazonのセットトップボックス、Fire TVを買ってみました。Spear-Net経由で転送をかけて、トータル$150程です。
はっきり言って、現時点では日本から購入するメリットは皆無ですが、ガジェットとしてはそれなりに面白いです。
そんなわけでいつものように外観レビューから。
パッケージはKindleっぽいですね。
同封物。本体の他、ACプラグ、リモコン、リモコン用の単4電池2本。microUSB充電ではないガジェットって久しぶりな気がする。
本体は潔いほどにスクエア。これの角で殴られたら間違いなく出血します。
背面。USBも付いています。マウスを挿したらちゃんと使えました。多分キーボードも使えるのでしょう。
リモコン。Bluetooth接続ですが、とくにペアリング操作などは不要です。そしてめちゃめちゃ使いやすい。っていうかApple TVのリモコンが使いにくいだけなのかもしれないけど。
Apple TVと比較。面積的にはFire TVのほうが大きいです。
厚みはFire TVのほうがずいぶん薄いです。ただ、TV下に置くことを考えると厚みが多少あっても最小面積になるほうがいいかな。
ポート類の配置はよく似ています。
起動中。
起動したらいきなりアップデートが始まりました。
アップデートが終了したら何やらポップなアニメーションが流れます。Welcomムービーという奴で、あとからHelpの中から再生することが可能です。
ホーム画面。Kindle Fireの雰囲気に似ています。
残念ながらというか当然ながらと言うべきか、日本のAmazonアカウントでは使用することができません。購入できるコンテンツもすべて米Amazonのものです。
せっかくなので、Riptide2という無料ゲームをダウンロードしてみました。
Fire TVには別売りでゲームコントローラも出ていますが。付属のリモコンだけでも操作できるゲームもあります。このゲームもその一つ。簡単操作ですが意外と面白くしばらくハマってしまいました。
ゲーム購入時、「Work with」の欄に「Fire TV Remote」の表記があれば、リモコンでプレイ可能です。この記述がなく、「Game Controller」のみの場合はゲームコントローラが必須になります。
米国のAmazonインスタントビデオも見れます。プライム会員だと無料で見れるビデオが結構あるのですが、残念ながら日本からでは試聴できません(接続地域をみているようなのでVPNを通せば大丈夫だと思います)。ちなみにビデオ自体購入することが出来ませんが、こちらはVPNを通してもダメでした。
アナと雪の女王(原題:Frozen)があったので英語の勉強がてら観たかったんだけどなぁ。仕方がないので英AmazonでDVDをポチっておきました。
そんな感じで、現状では日本ではほぼ使い道がありません(有料ゲームの購入はできるので、ゲームボックスとしては使えます)。Amazon Cloudにある写真、ビデオの再生はできますが、そのままではNASやPC内のファイルすら表示させることができません。
しかしそこはAndroidベース、一手間かけることでAndroidアプリをインストール可能です。とりあえずXBMCを使ってNAS内のISOファイルの再生ができました。マシンパワーがあるだけに再生が始まってしまえばApple TVよりも快適です。
長くなったのでこのへんの話はまた別記事で。
ところで、タイムゾーンが米国内のものしか選べません。そんなとこ制限するほうが手間だろうに……。