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Android 4.3ではWiFiをOffにしても実際にはOffにならず、裏で位置情報検出のために動き続けているらしい

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Android 4.3

Android 4.3では見た目は従来の4.2.2から変更はなさそうですが、機能的にというか設定的に従来と大きく異る部分が見つかっています。WiFiの詳細設定にある、「Scanning always available」という項目がそれ。

WiFi経由で位置情報を特定するというのは以前から行われていますが、これまではWiFiをOffにすればこの機能も停止していました(WiFiが使えないんだから当然ですけど)。ところがAndroid4.3ではWiFiをOffにしても実はWiFiは生き続けており位置情報の提供やSSIDのスキャンなどを続けるようになった、というのをこの設定の意味することろです。もちろん、これをOffにすることも可能ですが、デフォルトではOnなんだろうなぁ。

なぜこんな設定が追加されたのかというと、APK内部には”To improve location accuracy and for other purposes(位置情報の精度向上とその他の目的のため)”というテキストがあるそうです。「位置情報の精度向上」はわかる気がしますが、「その他の目的」というのが気になります。

その目的を計り知ることはできませんが、WiFi経由での位置情報はGoogleにもデータを送信しており(これは現在でもそうです)、Googleはこのデータを使ってなにかしらをしようとしているのかもしれません。単に位置情報の精度を向上させるためのホットスポットマップを作っているだけかもしれませんが……。

なんにしろWiFiをOffにしても裏で動いているというのはバッテリの持ちにも影響しそうですが、そのへんは上手く解決済みなんでしょうかね。もしAndorid 4.3へのアップデートが始まり、電池持ちが悪くなったと感じるようならこの設定を確認してみるのがいいかもしれません。

スクリーンショットはSamMobileから。
(source Android Police)

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