Android 4.4 Kitkatではランタイムとして従来のDalvikから、あらたにARTというのが採用されています。といってもまだARTに移行したというわけではなく、今後はARTに移行していくものの、いまのところはARTも選択できるという状態です(開発者オプションから切り替え可能)。
ARTを使用するとDalvikよりもアプリの起動が50%早くなるという報告があるものの、プラシーボではないかという疑いもあったのですが、そんな疑いを確認すべく、redditでARTとDalvikの動作を比較した動画が公開されています。
どちらもNexus 7(2013)で左がDalvik、右がARTです。立ちあげているのはPhotoshop Touchですが、ARTのほうが早いのがわかります。
ただ、ARTのランタイムはまだ不完全ということで、アプリによっては起動しなかったりDalvikのほうが早かったりすることもあるようです(Youtubeあぷりの起動はDalvikのほうが早いようです)。
今後が楽しみにではありますが、今のところは人柱専用という感じでしょうかね。まぁ、切替時に再起動は必要なものの、簡単に切り替えられるので1度くらいは試してみてもいいかもしれません。
(via Android Authority)
(source Reddit)