GoogleのAndroid Autoを普通のAndroidタブレットで利用可能にしてしまうというアプリがXDAで開発されています。
「Headunit for Android Auto」というアプリですが、ベータ版が公開されていたのでさっそくXperia Z3 Tablet Compactにインストールしてみました。
本来のAndroid AutoはAndroid Autoの公式アプリがインストールされたスマートフォンとAndroid Auto対応カーナビをBluetoothで接続して利用します。ただ、Headunitは今のところUSBによる有線接続のみです。
準備として以下のものが必要です。
- Headunitをインストールしたタブレット(6/14時点で最新はJune 12 Release #4)
- Android AUto公式アプリをインストールしたスマートフォン
- タブレットとスマートフォンをつなぐホストケーブル
タブレットとスマートフォンをUSBで接続するので、OTGのホストケーブルが必要になります。スマートフォンでUSBキーボードやマウスを使うのに必要なあれです。
今回は、inateckのUSBハブを使っています。
Dream Seed » OTG対応でスマートフォンでもUSBキーボードとUSBマウスが同時に使えるUSBハブ inateck HB4008
また今回は、スマートフォンはXperia Z3 Compact、タブレットはXperia Z3 Tablet Compactを使っています。
両者を接続すると、タブレット側のHeadunitが自動的に立ち上がります。
ナビなどの機能も一通り使えるようです。
今さら気が付いたのですが、Android Autoってナビ側(タブレット側)はディスプレイとしての利用で、実際のデータはスマートフォン側から飛ばしているのですね。
いずれBluetooth接続できるようになったら実用性が増しそうですが、わざわざスマートフォンと接続しなくてもナビだけならタブレット単体でもいいような……。タブレット向けのスタンドアロンアプリが出てこないかなぁ?
(via juggly)
(source XDA-Developers)