Googleは2月27日(現地時間)、バルセロナで開催されているMWCにおいて、AndroidのeSIM転送機能を2023年後半に提供すると明らかにしました。
eSIM転送機能は、物理SIMを挿し替えるように、端末間でeSIMのプロファイルを転送してeSIMを移し替えるというもの。これまでは、一旦端末から削除したあと、新しい端末でプロファイルの再発行を行う必要がありました。
iPhoneでは、2022年9月にリリースされたiOS 16でeSIM転送がサポートされており、Androidでも業界団体GSMAの標準規格に基づいて導入されるとのことです。この機能、まずはドイツテレコム(Deutsche Telekom)で利用可能になるとしています。
eSIMが手軽に移し替えられるようになると、SIMの差し替えのためにケースを外してSIMピンを挿して……という手間もなくなり、いろいろな端末で手軽に利用できるようになるはず。日本で使えるようになるかは、キャリアの対応次第ではありますが、早く利用可能になることを期待したいところです。
Source: Google