自宅や会社の無線LAN、docomo WiFiやWi2などの公衆無線LAN、そしてWiFiルータと家や出先でWiFiを使うことが多くなっていますが、その時々に合わせてアクセスポイントを切り替えるのはちょっと面倒です。
例えば自宅では自宅のアクセスポイントに繋げたいのだけど、うっかりWiFiルータに繋がったままとか、移動中はWiFiルータを使うけど、公衆無線LANが使える場合にはそちらに切り替えてパケットを節約したいとか。
アクセスポイントに優先順位を付けておいて、優先順位が高いアクセスポイントが使えるなら自動でそちらに切り替える。そんなことができれば解決なのですが、残念ながらAndroidの標準機能ではできません。
ただ、世の中には同じような需要もあるみたいで、上記のことを行えるアプリがリリースされています。
公衆無線LAN自動接続VPN–moopenerというアプリがそれ。
通知領域に常駐するタイプのアプリで設定もそこから行います。公衆無線LANのログイン設定をしておき、自動でログインが可能。
公衆無線LANに接続する際に専用VPNを通してセキュアにするという機能もありますが、これは未検証です。
アクセスポイントの優先順位は優先するものから順に並び替えるというわかりやすい方法で設定できます。実際にアクセスポイントを切り返す際にはアンテナレベルによって優先順位が高いけど、受信状態が悪いから切り替えないといった制御もできるようになっています。
また、ウィジェットもあり、どのアクセスポイントに接続しているのかも確認可能。ただ、通知領域でも確認できるのでどちらか一方でいいかな。
切り替えはかなりスムーズで、切り替えたタイミングで音を出したりバイブしたりといった機能もあり使い勝手はかなりいいです。
moopenerは300円の有料アプリですが、試用期間のあるmoopener Zeroというのもあります。
実は「Wi-Fi 高速接続アプリ」という無料アプリでも同じことができます。無料な上に機能的にもmoopenerより高機能なのですが、設定が煩雑でとっつきにくい印象です。
これも別途紹介しようと思っています。
(link:google Play)