スマートリングのOuraが、Androidユーザー向けに機能アップデート実施。また、今後の機能追加に関するロードマップの一部を共有しました。
まず機能アップデートですが、アクティビティ(ワークアウト)の自動追加に対応。むしろ今までなかったのが不思議でしたが、Androidユーザーは30を超えるアクティビティを自動で追加できるようになります。ちなみに、自動と言っても実際に反映させるにはアプリ上で1つずつ確認が必要。その際にデータの修正も行えます。手動で登録するのがちょっとだけ便利になったという印象のもの。
Automatic Activity Detection is now available for Android users.🎉
— ŌURA (@ouraring) March 31, 2022
Oura automatically detects 30+ forms of movements in your fingers—from going for a run to doing housework—and gives you insights on how the smallest activity impacts your greater health. pic.twitter.com/OtDMz4afkK
なお、6月にはランニング、サイクリング、ウォーキングのためのワークアウト心拍数トラッキングが可能になるとのこと。その後もさらに多くのワークアウトに対応するとしています。
Gen3発売時から予告されていた血中酸素濃度(SpO2)の測定に関しては、今夏リリース予定だと改めて告知されています。Ouraは睡眠トラッキングに力を入れており、睡眠の質を確認するためにも重要な機能だとしています。その睡眠に関しては、今秋に睡眠段階評価アルゴリズムのアップデートを予定しています。
女性向け機能としては、やはりAndroidのみとなりますが、生理予測(ベータ版)が5月にロールアウトを開始するとのこと。生理周期に自然な体温パターンがある人に有効な機能で、体温の変化に基づいて次の生理開始日の予測値を自動的に更新します。時間の経過とともに賢くなっていくとのことです。
3月末には出荷台数が100万台を超え、25億時間以上の睡眠を記録したというOura。コロナ禍にあって、発症予測に使えるということから一気に広まった感もありますが、Gen3ではリアルタイム心拍トラッキングに対応し、アクティビティトラッカーとして基本的な機能を一通り備えました。今後の機能アップにより、スマートウォッチ・スマートバンドよりも手軽なトラッカーとして躍進していくのかもしれません。
ただ、身に着けていることを忘れると謳っていた気もしますが、そんなことはありません。結構存在感がありますし、ガラス食器を洗う時などはガツガツ当たるので気を使います(食器側に)。Gen4、Gen5ではさらなる小型化・薄型化を期待したいところです。