現在ベータ2が配信されているAndroid Qですが、ストレージ関連のアクセス権周りが大幅に変わっているようです。
従来のAndroidでは、アクセス権限は「ストレージ」の1つだけでしたが、Android Qベータ2では、「音楽」「写真と動画」に分割。「ストレージ」という権限はなくなりました。
なお、単純な権限だけの変更ではなく、Android Qでは外部ストレージを使用するアプリの場合、各アプリが独立したサンドボックスを用意するとのこと。つまり、原則的には他のアプリが使用しているデータには、別アプリからアクセスが出来なくなります。
ちなみに、アプリをアンインストールすると、このサンドボックスはクリアされるとのことです。ただ、「音楽」「写真と動画」「ダウンロード」は共有ストレージとして、アンインストール後もデータが残るとのこと。
この変更は昨年話題になった「man-in-the-disk」攻撃に対応するためのものでしょう。
この影響を一番受けるのはファイルマネージャーアプリですが、「Files by Google」のベータ版がすでに対応しているとのことです。
(via Android Police)
(source Android Developers)