RazerのAndroid搭載モバイルゲーム機「Razer Edge」の国内販売が開始されました。価格は8万9880円。ちなみに、米国では399.99ドル(現在の為替で約5万8000円)。
Razer Edgeは6.8インチ(2400×1080)のディスプレイを持つAndroidタブレットに、ゲームコントローラーRazer Kishi V2 Proを組み合わせた端末。Razer Kishi V2 Proは1万9880円で単品販売が開始されているので、タブレット側は7万円相当ということになります。
それなりにハイエンドモデルなスマートフォンも購入できそうな価格ですが、SoCにはゲーム機向けのSnapdragon G3x Gen 1を搭載。詳細な仕様は公開されていませんが、3 GHz Kryo CPUにAdreno 660 GPUをベースにした新しいGPUを搭載。5G通信にも対応しており、米国ではVerizonに対応した5Gモデルも発売されていますが、日本ではWiFiモデルのみとなっています。
RAMは6GB(LPDDR5)でストレージは128GB(UFS 3.1)。最大2TBまでのmicroSDもサポートしています。
タブレット本体には3.5mmジャックがありませんが、コントローラー(Razer Kishi V2 Pro)に搭載されているので、それを利用可能です。
気軽に試すために購入するには、ちょっと躊躇してしまう金額ですが、Snapdragon G3x Gen 1がどの程度の性能なのかは試してみたいところです。ただ、現実的なところでは手元のハイエンドスマートフォンとRazer Kishi V2 Proを組み合わせるのが無難かもしれません。