Appleが現行の第5世代iPod touchからiSightカメラとループ(ストラップ)をなくした廉価版のiPod touchの発売を開始しました。16GBモデルのみで価格は22,800円。なお、第5世代の32GBは29,800円に値上がりしています(64GBは39,800円)。
第5世代iPod touchと言えば豊富なカラーバリエーションが思い浮かぶのですが、こちらはブラック&シルバーの1モデルのみとなっています。
この廉価版の導入、KGI SecuritiesのアナリストMing-Chi Kuo氏は今年の1月の時点で予想しており、第4世代が廃盤になる、リアカメラがなくなるという点まで正確に当てています(唯一、8GBモデルも出るという予想は外しました)。Kuo氏はiPhone 5Sの予想もしている人でこちらも気になるところですね。ちなみに新型Nexus 7のスペック予想もしています。
廉価版投入の目的については廉価版iPhoneの市場調査を兼ねている、等の話も出ているようですがAppleが製品を使って市場調査をするとは考えにくく、単純に部材の統廃合によるコストダウンを狙っているのでしょう。Appleはこれまで量産効果によるコストダウンを主に考えていた傾向がありますが、今後は部材の共通化も念頭に置いた製品づくりを進めていくのかもしれません。
(via Techcrunch)
(source Apple)