タイやマレーシア、シンガポール、インドネシアなどのASEAN諸国や香港などを中心に、最も安い製品を探せるオンラインサイトiPrice(ようするに海外版の価格.comみたいなもの)が、コロナ禍のロックダウン中にもっとも人気を集めたゲームコンソールは何か、というちょっと面白そうな情報を掲載しています。
比較対象はベトナム、タイ、マレーシア、シンガポール、インドネシア、フィリピン、香港の7か国。3月20日から4月20日の1か月間にiPriceグループで検索されたデータを元に集計されており、実際に購入したコンソールではないことだけは注意が必要です。
それによると、7か国中、5か国でNintendo Switchがトップ。次点でPS4となっています。この期間、Nintendo Switchの検索は245%増加、PS4は135%の増加だったとのこと(それぞれ前年同期比、でしょうか?)。
これらの地域ではインターネットカフェ、ゲームカフェなども人気らしいのですが、ロックダウン中には当然閉鎖されてしまっており、このため、自宅に置けるゲームコンソールの人気が上昇したようです。
Nitendo Switch人気は日本だけのことではなかったのですね。これなら慢性的な品薄も納得といったところです。
ちなみに、このインフォグラフには表されていませんが、すでに終了しているPS Vitaが7か国中5か国で4番目に人気のあるコンソールだったとのこと。マレーシア、インドネシア、フィリピンではXbox Oneよりも上位にランクインしたようです。海外向けの出荷は2016年末に終了しているはずですが、中古市場などが賑わっているのかもしれません。
source: iPrice