ASUS JAPANは4月21日、2023年春夏モデルとして薄型軽量モバイルノート「ASUS Zenbook S 13 OLED UX5304VA」を発表しました。
ASUS Zenbook S 13 OLED UX5304VAは、13.3型 2880 x 1800(16:10)のOLEDディスプレイを備えたノートPC。これまで、ASUSのOLEDディスプレイは単に「ASUS有機EL」と呼ばれていましたが、一部の2023年モデルでは、あらたに「ASUS Lumina OLED」を搭載。ようするに有機ELではあるのですが、DCI-P3 100%の広色域への対応や DisplayHDR True Black、PANTONE、TÜV Rheinlandの各認証も取得するなど、より美麗なディスプレイへと進化しています。
CPUは、2022年モデル(UM5302TA)はRyzen 7 6800U/Ryzen 5 6600Uでしたが、2023年モデルでは第13世代のCore i7-1355U/i5-1335Uを搭載。RAMは16GB(LP-DDR5)、ストレージはSSD 512GB(PCI Express 4.0 x4接続)。
厚み10.9mm、重さ約1Kgと軽薄なのが特徴。持ち運んで使うモバイルノートとしては大きなアドバンテージです。また、単に薄くて軽いだけではなく「MIL-STD-810H」に準拠したテストをクリアしており、安心して外に持ち出せる堅牢性も備えています。
インターフェースはThunderbolt 4 (Type-C) ×2、USB3.2 (Type-A/Gen2)×1。薄型モデルですが、フルサイズのHDMIも備えています。
巨大なキーパッドなどは従来通り。なお、写真はUS配列キーボードですが、国内モデルはJIS配列になります。
ASUSの2023春夏モデル共通の特徴でもありますが、リサイクル素材を多用しており、特に Zenbook S 13 OLEDはキーキャップやスピーカー部にも海洋プラスチックなどを仕様。Zenbook史上初のサスティナブルモデルとのことです。
また、製品パッケージにもリサイクル古紙を使用し、接着剤を一切使っていません。収納ボックスはノートPCスタンドとしても利用可能。なのですが、正直、ノートPCスタンドとして使う人はいないのではないかという気はします。
価格はi5-1335Uモデルが15万9800円~、i7-1335Uモデルが25万9800円~。