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4月27日、AYANEOの代理店であるハイビームで、AYANEO Air Plusのお披露目会が開催されました。AYANEO Air Plus自体はすでに予約の受付が開始されており、6月17日に発売の予定です。
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AYANEO Airは有機ELでしたが、Air Plusはディスプレイが6インチのIPS液晶に変更。CPUにRyzen 7 6800Uを搭載しており、同CPUを搭載するUMPCとしては世界最小とのこと。
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バッテリー持ちは設定にもよりますが、最低でも2時間はプレイできるとのことです。
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実機を見ると、まさに携帯ゲーム機という雰囲気。ゲーミングUMPCは机に手をつかないと長時間プレイが難しいものが多いですが、AYANEO Air Plusは525gと軽量なので龍手を浮かせてもプレイできそうです。
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カラーは16GB版がアイスブルーとスターライトブラック、32GB版がスターライトブラックとクラシックグレー。
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AYANEO Air Plusの国内発表とは別ですが、AYANEOは4月26日、YouTubeにて開発中の製品を披露し、AYANEO 2SやAYANEO Geek 1Sなどを発表しました。どちらも間もなくIndeigogoで予約販売を開始するとのことです。
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AYANEO 2Sは、販売中のAYANEO 2のアップグレードバージョン。大きな変更はCPUがAMD Ryzen 7000シリーズになるということです。このほか、冷却機構やトリガーボタン部も変更されているとのこと。
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AYANEO Geek 1Sは、既存のGeekと同様にAYANEO 2Sの廉価バージョンで、ディスプレイの解像度は800pになります。低すぎると感じるかもしれませんが、むしろゲームには最適なのだとか。
なお、この新しい冷却機構は、既存のAyaneo 2とGeekユーザーにも無償提供されるとのこと。自分で交換しなければいけないのか、代理店経由となるのかは不明です。
また、ライブの中では、CPUのアップグレードについても検討しているとのことでしたが、これについてはAYANEO Air Plusの発表会にテレビ会議で参加していたAYANEOのグローバルマーケティング担当の方によると、社内で検討している段階でどうなるかはまだわからないとのことです。
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CPU交換となるとマザーボードの交換になりますが、UMPCの場合、ほぼ中身すべてを入れ替えることになるので、新品を買うのと大差ない金額になりそうな気もします。交換のリスクや手間暇を考えると、あまり現実的ではないかもしれません。
ちなみに、AYANEO 2Sは今夏にハイビームで販売予定とのこと。Geek 1Sについては、Geekシリーズの国内需要が低いということで見送られるようです。