docomo FOMA回線でMVNOを行っている日本通信(b-mobile)からIDEOSの発売がアナウンスされました。これに合わせて、モバイルIP電話サービスも1月中旬から開始されるそうです。
日本通信株式会社(以下、「日本通信」という)は、軽さ100gの最軽量スマートフォン「IDEOS」を今週末より出荷開始で発売し、併せて、このスマートフォン向けに、世界で初めて050ベースのモバイルIP電話を1月中旬よりサービス開始する予定であることを発表しました。
もちろんSIMロックフリー、というか海外で発売されているIDEOSそのものです。端末の調達をexpansysが行い、b-mobileが国内で販売する形になります。そもそもIDEOSのメーカであるHuawei(emobileのPocketWiFiのOEM元でもあります)が技適を通していたから可能になったようです。
先日、emobileからほぼ同様の端末であるPocket WiFi S(S31HW)が発表になっていますが、両者の仕様は若干異なります。S31HWがW-CDMA 1700MHz、2100MHzにしか対応していない代わりに上り5.8Mbps対応。b-mobileのIDEOSは1700MHz、2100MHzに加えてFOMAプラスエリアの800MHzにも対応していますが、上りは384kbpsまでです。契約込みで端末を安く手に入れるか、契約による縛りなしに端末を手に入れるか、悩みそうですね。
「おこづかいで持てるスマートフォン」というキャッチコピーが付いていますが、b-mobileのU300を1年分購入し、1月開始のIP電話を使用すると月々2973円の定額で使用することができます(通話料は別、通信速度は300Kbps)。通話、メールをメインで使用するならこれで十分な気もします。
それにしても、b-mobile頑張ってますね。