b-mobileが一部界隈では人気の高いイオン専用SIMに、音声通話の行える「音声通話付データ通信パッケージ」を追加しました(プレスリリース)。
データ通信部分は従来のイオン専用SIMと同様のA、B、Cプランで、これにS、M、Lの通信プランを組み合わせます。ただし、従来のイオンSIMに音声プランを追加することはできず、別途契約が必要。同様に、音声プラン付きのSIMでデータプランだけ、音声プランだけという契約は出来ず、必ず2つを組み合わせる必要があるようです。もっとも安い組み合わせではデータ通信プランA(980円)+音声プランS(1290円)の2,270円となります。
縛りがなく、いつでも解約できるのがb-mobileの魅力の一つでしたが、この音声通話付きのイオンSIMは1年縛りがあります(1年以内の解約は解約金として10,500円が必要)。
MMS(@docomo.ne.jpのような携帯メール)は使えませんがSMSは使用可能なのでこれで十分、という人も多いと思いますが、音声プランが高いなぁ。無料通話分が基本料金よりも多いのは、お得感を演出するためなのと、無料通話を使い切らないユーザーからも料金を回収するのが目的だと思います。ここは低価格を謳うb-mobileなのだから、通話単価は高くしてもいいので基本使用料0円とか380円とかのプランを作ってくれないかなぁ。いまのままだとdocomoのプランSS+イオンプランAというのが価格的には魅力的。もっとも、2枚のSIMが必要になってしまうので、これを1つにまとめられるというメリットを考えるなら500円程度の価格差は許容範囲とも言えますが。
ただ、b-mobileのMNPは端末(回線)が使えなくなる期間が発生するのが難点です。申し込んだら、SIMが送付されてきて、契約者側で設定をしたらMNP完了、とかにはならないのかな?せめて量販店とかで契約する場合はその場で完了するようにしてほしい……。