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ボッシュ・センサーテックが、スマートグラス向けのオプティカルLight Driveシステムを開発、2020年1月に開催されるCES2020において初公開すると発表しました。
ボッシュが開発したのはスマートグラスそのものではなく、スマートグラスに採用する中枢システム。これを組み込むことでスマートグラスを開発できるというものです。
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ツルの部分に搭載することになる Light Driveシステムは、レンズで反射させた光線を網膜に直接投影する方式で、直射日光下でも鮮明な画像を得られるとのこと。
同様のものはNorthがFocalで採用していますが、そのFocalも次世代モデルを2020年に発売するとして、現在は販売停止中。ボッシュのモジュールと関係があるのでしょうか?
関連:
North、次世代スマートグラスFocal 2.0を2020年に発売 – Engadget 日本版
なお、性能としては、ペアリングしたスマートフォンから、ほぼすべてのデータを表示可能とのこと。また度付きレンズにも対応するとのことで、日常的にメガネを利用しているユーザーにも安心です。
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残念ながら、大手メーカーへの販売は2021年の予定とのことなので、ユーザーの手に渡るのは1年以上先になってしまいそうですが、今後、この手のスマートグラスが増えてきそうな気配です。
(source PRTimes)