Boseが、ANC対応の完全ワイヤレスイヤホンBose QuietComfort Earbudsを発表しました。価格は279.95ドル(約3万円)で、米国ではすでに予約を受付中。出荷は9月29日となっています。
Bose QuietComfort Earbudsは、カナル型のANC完全ワイヤレスイヤホン。ユニットの見た目はSonyのWF-100XM3に似た感じです。
ANCに定評のあるBOSEだけに、その効き具合が気になるところですが、具体的に何db低減といったことはうたわれていません。ANCのレベルはスマートフォンアプリから調整できるほか、3つのお気に入りのレベルを本体に登録しておけ、左イヤホンのダブルタップで切替えができるとのこと。
なお、明示的な外音取り込みモードはありませんが、ANCを最小にすると、イヤホンをしていないとの同じように聞こえるとのことなので、実質的にはこれが外音取り込みなのだと考えられます。
バッテリー駆動時間はユニット単体で最大6時間、充電ケースで最大2回分(12時間分)の充電が可能とのことで、併用すると最大18時間となります。なお、充電ケースはQiでのワイヤレス充電に対応します。
ANC以外の特徴的な機能として、アクティブEQ(イコライゼーション)を搭載。一般的に音量を下げると低音が弱くなる傾向がありますが、アクティブEQにより音量に関係なく音質を最適化するとのこと。
なお、Bluetoothは5.1で対応コーデックはSBCとAAC。aptXには非対応となっています。
すでに公開されているマニュアルには日本語の記載もあり、近いうちに発表があるものと考えられます。ANCな完全ワイヤレスとしてはAirPords Proが相変わらず強いですが、その牙城を崩せるのか、注目しておきたいところです。
追記:日本でも発表されました。9月24日予約開始で10月15日発売。価格は3万3000円です。
source: BOSE