Googleは12月20日(現地時間)、Chrome OSの開発者サイトにてChromebook上でAndroidアプリを使用するユーザーが前年同期比で50%増加したと発表しました。
Googleによれば、Chrome OSは過去1年で92%の成長を記録。これによりAndroidアプリを使うユーザーも増えたものと考えられますが、Chromebookだけでなく、タブレットや折りたたみ端末など大画面端末全体の需要が高まっており、世界中で2億5000万台以上の大画面端末でAndroidが使われているとのこと。
このため、開発者も大画面サポートを……という話ではあるのですが、Google側としてもそれを後押しするため、Chrome OSにいくつかのアップデートを予定しています。
まず、Chrome OSでAndroid 11がサポートされます。これにより、アプリのサイズ変更や拡大縮小、レンダリングの改善など新しいランタイムが利用可能になります。
また、Android 11を搭載するChrome OS 93以降では、スマートフォンやタブレットのに合わせて固定されたウィンドウでも、モバイル向けアプリが自動的に実行可能になるとのこと。ユーザーは再変更オプションから、このウィンドウ管理機能を無効にもできます。
このほか、Chrome OSでもNearby Shareが利用可能になるとのことです。
Source: Google