インターネット上の動画等のコンテンツをTVの大画面で試聴することができるChromecastですが、これまではChromecastと同一のWiFiネットワークに接続していないと利用することが出来ませんでした。
なので、友達が集まって、ある人のGoogleドライブにある写真をTVに写そうと思っても、まずはその家のWiFiネットワークに接続して〜という面倒くささがあったのですが、少し前にChromecastがバージョンアップし、この煩わしさが解消されています。
Chromecastのゲストモードを有効にすると、WiFiに繋がっていなくてもChromecastが利用可能になります。その方法は、「音」。
人には聞くことのできない不可聴域の音を使って端末とChromecastをペアリングします。
このため、ペアリング時には端末側のマイクを利用します。ペアリングが上手くいかない場合は4ケタのPINコードでも接続可能です。
ChromecastはMiracastなどと違い、再生自体をChromecastが受け持つため、端末と常時接続している必要はなく、通信速度も問題にならないからこそできる方法かもしれません。
なお、不可聴域の高周波が利用されていますが、人間よりも可聴域の広い猫も無反応だったので、猫の可聴域を超える高い周波数、もしくは単に不快ではない音が使われているようです。うちの猫達が鈍感という可能性も否定はしないけど。